オンライン診療サービス「あんよonline」を運営するジークスは、小児科にかかりたい親子と在宅で働く医師をつなぐサービスを、2023年10月2日から東京都内で開始した。
「あんよonline」は2度の実証実験を経て、2023年6月からジークスが拠点を置く愛知県内でサービス提供を開始した。8月1日からは岐阜県にもサービスを拡大し、リピート率は約40%にのぼるという。
今回、東京都内に住む子育て世代から、「利用できるようにしてほしい」という多くの要望を受け、リリースを決定。10月2日から東京都内在住者も乳幼児医療費助成制度を利用して、本サービスが使えるようになった。
同サービスで処方された薬は、スギ薬局、中部薬品(V・drug)、日本調剤など、432の薬局で受け取れる(2023年10月2日現在)。
利用者である保護者と医師のニーズから生まれた「あんよonline」は、他の首都圏エリアからも「利用したい」という声が多く集まっているという。これまで利用者の声を重要視し、求められるサービスを提供してきたジークスは、首都圏近郊へのサービス拡大を検討しているという。
「あんよonline」ではサービス拡大のため、患者がオンライン診療したのちに薬を受け取れる薬局の提携企業も募集している。