2023年「今年の漢字」特設サイト公開、応募は11/1より

 日本漢字能力検定協会は、2023年の世相を表す漢字一字「今年の漢字」を2023年11月1日から12月4日まで、全国より募集する。10月2日より2023年「今年の漢字」特設応募Webサイトを公開した。そのほか、ハガキ、応募箱、団体などで受け付ける。結果発表は12月12日。

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2023年「今年の漢字」
  • 2023年「今年の漢字」
  • 2022年「戦」、清水寺の森清範 貫主
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 日本漢字能力検定協会は、2023年の世相を表す漢字一字「今年の漢字」を2023年11月1日から12月4日まで、全国より募集する。10月2日より2023年「今年の漢字」特設応募Webサイトを公開した。そのほか、ハガキ、応募箱、団体などで受け付ける。結果発表は12月12日。

 「今年の漢字」は、漢字の素晴らしさや奥深い意義を伝えるために1995年から始まった。今年で29回目を迎える。日本全国から応募された「今年の世相を表す漢字一字とその理由」を集計し、12月12日の「漢字の日」前後に最多応募数の漢字を、京都・清水寺の森清範(せいはん)貫主(かんす)の揮毫(きごう)により発表する。

 2022年は、22万3,768票の応募の中から、1万804票を集めた「戦」が選ばれた。ロシアのウクライナ侵攻や、円安・物価高による生活上での「戦」いのほか、スポーツでの熱「戦」・挑「戦」も注目された。

 2023年は、岸田首相とアメリカ・バイデン大統領との会談による日米同盟強化の表明、野球WBCにて日本が3大会ぶり優勝、新型コロナウィルス感染症が「5類感染症」に移行、広島G7サミットの開催、LGBT理解増進法案が施行、中古車販売会社による保険金不正請求などの問題、バスケットボール男子日本代表2024年パリオリンピック出場権獲得など、さまざまな出来事が起こっている。2023年は、どの漢字が最多票を得て「今年の漢字」に決定するのか注目が集まる。

 応募は、特設応募Webサイトやハガキ、書店・図書館など全国1,500か所以上に設置される「今年の漢字」応募箱のほか、学校・塾、企業・施設などからの団体応募も受け付ける。特設応募Webサイトの応募受付期間は11月1日午前9時ごろから12月6日午後11時59分まで。ハガキでの応募は12月4日必着。応募箱の設置期間は12月1日までとなっている。応募箱設置場所は、11月中旬に「今年の漢字」特設応募Webサイト内に掲載予定。

 個人応募での特設応募Webサイト、またはハガキで応募した人を対象に、「漢検オリジナル図書カード1万円分(5名)」「漢検オリジナル図書カード5,000円分(10名)」「漢検オリジナル図書カード500円分(25名)」「漢検オリジナルグッズ (60名)」を抽選でプレゼントする。当選者の発表は、2024年1月下旬の賞品の発送をもって代える。

 また、10月24日から2024年2月25日まで、京都の漢字ミュージアムにて「今年の漢字展」を開催する。開催初年の1995年から2022年までの大書現物をすべて展示するほか、2023年の「今年の漢字」大書も12月22日より展示される。日本の世相の移り変わりを迫力の大書とともに楽しめるという。

◆2023年「今年の漢字」
応募期間:2023年11月1日(水)~12月6日(水)23:59
※ハガキでの応募は12月4日(月)必着
※応募箱の設置は12月1日(金)
応募方法:特設応募Webサイト(スマートフォン・タブレットからも応募可)、ハガキ、応募箱にて受け付ける
※学校・塾、企業・施設などからの団体応募も受付
結果発表:2023年12月12日(火)京都・清水寺にて

《宮内みりる》

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