埼玉県議会、子供と利用できる「親子傍聴室」新設

 埼玉県は2023年11月28日、埼玉県議会に「親子傍聴室」を新設したことを発表した。子供と一緒でも気兼ねなく議会を傍聴することができ、ベビーベットやキッズスペースを備えている。12月定例会から利用でき、本会議が開会される日に先着順で2組程度を受け入れる。

生活・健康 保護者
親子傍聴室
  • 親子傍聴室
  • 埼玉県議会

 埼玉県は2023年11月28日、埼玉県議会に「親子傍聴室」を新設したことを発表した。子供と一緒でも気兼ねなく議会を傍聴することができ、ベビーベットやキッズスペースを備えている。12月定例会から利用でき、本会議が開会される日に先着順で2組程度を受け入れる。

 埼玉県議会の本会議は、手続きすれば誰でも傍聴でき、車いすのままでも傍聴できるようになっている。本会議では手話通訳が実施され、傍聴室に設置したモニターに手話通訳者のようすを映している。要約筆記の希望者にも傍聴希望日の原則として7日前までの連絡で対応している(要約筆記者などが確保できない場合もある)。

 今回、子供と一緒でも気兼ねなく傍聴できるよう「親子傍聴室」を設置した。ガラス越しに議場を見ることができ、ベビーベットとキッズスペース、いすを備えている。

 対象者は、乳幼児や児童とその保護者および引率者。このほか、一般席での傍聴が困難な人やその付き添いの人も利用することができる。

 本会議が開会される日に利用でき、2023年12月定例会から利用可能。先着順で2組程度を受け付ける。希望者は、傍聴する当日、傍聴受付で申し出る。

◆埼玉県議会 親子傍聴室
利用開始日:2023年12月定例会から
利用可能日:本会議の開会日
対象者:乳幼児・児童とその保護者および引率者
※一般席での傍聴が困難な人やその付き添いの人も利用可能
設備:ベビーベット、キッズスペース、いす
定員:先着順で2組程度
申込方法:傍聴する当日、傍聴受付で申し出る

《奥山直美》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top