奈良県教育委員会は2024年2月17日、2024年度（令和6年度）奈良県公立高等学校入学者特色選抜等実施状況（総括）を発表した。20校で実施した特色選抜は検査当日に65人が欠席し、2,572人が受検、実質倍率は0.92倍。市立一条の推薦選抜は7人が欠席し実質1.60倍だった。
2024年度奈良県公立高校の特色選抜は、学力検査などを2月16日・17日に実施した。県立18校・市立2校の計20校の募集人員2,792人に対し、出願者数は2,637人。検査当日に65人が欠席し、受検者数は2,572人、実質倍率は0.92倍となった。
学校・学科（コース）別では、奈良商工（観光）1.80倍がもっとも高く、磯城野（フードデザイン／パティシエ）1.70倍、磯城野（フードデザイン／シェフ）1.65倍、磯城野（施設園芸／施設野菜）1.53倍、磯城野（農業科学／食料生産）1.28倍、国際（国際／国際科plus）1.28倍、国際（国際／国際科plus以外）1.24倍が続いた。学科別でもっとも欠席者が多かったのは、国際（国際／国際科plus以外）で7人。
このほか、奈良県立大和中央高等学校入学者A選抜や帰国生徒等特例措置、奈良市立一条高等学校推薦選抜の実施状況についても掲載。市立一条（外国語）の推薦選抜は、募集人員80人に対して、志願者135人。検査当日は7人が欠席し、128人が受検、実質倍率は1.60倍となった。
特色選抜の合格発表は2月22日。一般選抜は2月26日～3月4日に願書を受け付け、3月8日に学力検査等を実施する。合格発表は、特色選抜で合格者数が募集人員に満たなかった学科（コース）は3月14日、一般選抜で定員のすべて、または一部を募集する学科（コース）は3月15日に行う。
