国際子ども図書館「子どもの本の夜明け帝国図書館展」3-6月

 国際子ども図書館は2024年3月26日~6月23日、「子どもの本の夜明け 帝国図書館展」を国際子ども図書館レンガ棟3階 本のミュージアムにて開催する。入場無料。5月19日と6月9日午後2時からは、職員が展示の見どころを紹介するという。

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子どもの本の夜明け 帝国図書館展 案内
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 国際子ども図書館は2024年3月26日~6月23日、「子どもの本の夜明け 帝国図書館展」を国際子ども図書館レンガ棟3階 本のミュージアムにて開催する。入場無料。5月19日と6月9日午後2時からは、職員が展示の見どころを紹介するという。

 国際子ども図書館は、1906年に建てられた帝国図書館をリノベーションして活用している。展示会では、帝国図書館とその前身の東京図書館の時代に産声を上げた、近代日本の子供の本のあゆみをたどるという。

 子供を対象とした雑誌が創刊されたのは、明治維新から20年後の1880年代。それ以降、子供の本が盛んになり、大正期には芸術性の高い児童雑誌「赤い鳥」が創刊され、童心文学の土台が築かれた。戦前の昭和前期には、子供の本でさえ戦意高揚の道具として利用された歴史もある。

 今回の展示会では、そうした近代日本の子供の本の歩みをたどりつつ、子供の本の作者たちと帝国図書館とのエピソードについて紹介するという。小泉八雲、芥川龍之介、宮沢賢治、夏目漱石、樋口一葉など名立たる文学者たちのテキストから、彼らの子供の本への貢献、帝国図書館との関わりが読み取れるとしている。

 入場無料。展示会期間中は、撮影禁止の本のミュージアム内を自由に撮影できる。また、関連イベントとしてスタッフが展示を解説するギャラリートークを予定している。申込不要。当日、直接「本のミュージアム」前ラウンジに来場する。

◆子どもの本の夜明け 帝国図書館展
会期:2024年3月26日(火)~6月23日(日)
開館時間:9:30~17:00
会場:国際子ども図書館 レンガ棟3階 本のミュージアム
休館日:月曜日、国民の祝日・休日、毎月第3水曜日
※5月5日こどもの日は開館
入場料:無料 

◆ギャラリートーク
日時:
2024年5月19日(日)14:00~(約30分)
2024年6月9日(日)14:00~(約30分)
会場:国際子ども図書館 レンガ棟3階 本のミュージアム
申込方法:事前申込不要。当日、直接「本のミュージアム」前ラウンジに来場する

《いろは》

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