中四国初のIELTS推進校に認定…青翔開智中高

 英語4技能テスト「IELTS」(アイエルツ)を運営するIDP Educationは2024年3月13日、青翔開智中学校・高等学校(鳥取県)をIELTS推進校に認定したことを公表した。中国・四国で初だという。

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IELTS推進校の盾を受け取った青翔開智の生徒と先生たち
  • IELTS推進校の盾を受け取った青翔開智の生徒と先生たち
  • 「IELTS(アイエルツ)」を運営するIDP Education
  • 青翔開智中学校・高等学校の英語を学ぶようす

 英語4技能テスト「IELTS」(アイエルツ)を運営するIDP Educationは2024年3月13日、青翔開智中学校・高等学校(鳥取県)をIELTS推進校に認定したことを公表した。中国・四国で初だという。

 IELTSは、世界の受験者が年間400万人を超えており、世界1万2,000以上の機関に認められる英語4技能テスト。海外留学や就労、移住などの場面で英語力を測り、日本でも受験者が増加している。中でも高校生の受験者が伸びており、IELTSを活用した海外大学への進学、英語力を強みとした国内受験、海外と国内を併願するボーダレスな進路選択が見受けられるという。

 IDPでは、IELTSを軸にグローバルな教育、進路指導を行う学校を「IELTS推進校」として認定、高校生のIELTS受験を支援している。今回、先進的なグローバル教育を行う「青翔開智中学校・高等学校(青翔開智)」を中国・四国初の「IELTS推進校」として認定した。

 青翔開智は2019年より、放課後のIELTS対策講座「青開塾」を開講している。海外大学に興味のある生徒や、英語力を伸ばしたい生徒など誰でも参加できる任意制の講座で、中学生、高校生が励んでいるという。

 2023年7月には、青翔開智が鳥取県初のIELTS会場になったことで、青翔開智の生徒をはじめ、これまで他県まで受験に行っていた鳥取県の受験希望者が、IELTSに挑戦しやすい体制となった。鳥取県では、一定の条件を満たすと、各種英語試験の受験料の2分の1が助成される民間英語試験受験料助成金制度も設けられている。

 IDPでは、今後も地方でのIELTS推進を担うと共に、中四国でのIELTS受験機会の拡充を進めるとしている。

《宮内みりる》

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