小学生のフリースクール「みらいゲート秋葉原」学習支援を強化

 学研ホールディングスのグループ会社、学研ココファン・ナーサリーは2024年5月21日、運営しているフリースクール「みらいゲート秋葉原」にて、6月から新たに教科学習プログラム(国算理社)と英語プログラムを導入することを発表した。多様な学びの場として子供たちの成長をサポートする。

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ICT教材「すらら」
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 学研ホールディングスのグループ会社、学研ココファン・ナーサリーは2024年5月21日、運営しているフリースクール「みらいゲート秋葉原」にて、6月から新たに教科学習プログラム(国算理社)と英語プログラムを導入することを発表した。多様な学びの場として子供たちの成長をサポートする。

 「みらいゲート秋葉原」は小学生に特化したフリースクールで、さまざまな理由から小学校や学童保育に居場所を見つけられなかったり、集団になじむのに難しさがある子供たちのための、家とは別の「居場所」。開設から1年半が経過し、2024年4月現在、約60名が会員登録しているという。

 会員の約80%が初めてのフリースクール利用であることから、寄り添い型のサポートを重視。まずは子供たちの「自己肯定感」「自己有用感」を育むことを最優先しており、その結果として、不登校だった子供の約65%が復学しているという。

 2024年6月から、従来の「落ち着く居場所、心の拠り所」にプラスして、学習面でのサポートをさらに強化し、「多様な学びの場」として、子供たちの成長をサポートする。

 国算理社の教科学習プログラムとしてICT教材「すらら」を導入し、復学後ならびに今後進級進学していく中で必要な学習面のサポートを充実させる。学校に行っていなくても、教科書や授業の流れに沿った内容で、学習面の不安感を少なくしていく。また、希望者には出席認定の対応や、登校しなくても出席扱いとして認められる「出席扱い制度」への対応も行う。英語学習は、対面型プログラムで対話を重視し、コミュニケーション力や会話力を育む。

 「みらいゲート秋葉原」では、今後オンラインプログラムをさらに充実させ、対面+オンラインの総合型フリースクールとしてサポートを行っていく、としている。

《中川和佳》

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