旺文社「全国学芸サイエンスコンクール」スタートアップ部門を創設

 旺文社は2024年6月3日、全国の小・中・高校生を対象とした「第68回全国学芸サイエンスコンクール」の作品募集を開始した。今年度は、特別企画として「スタートアップ部門」を新たに創設する。応募締切は9月24日(消印有効)。

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第68回全国学芸サイエンスコンクール
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 旺文社は2024年6月3日、全国の小・中・高校生を対象とした「第68回全国学芸サイエンスコンクール」の作品募集を開始した。今年度は、特別企画として「スタートアップ部門」を新たに創設する。応募締切は9月24日(消印有効)。

 「全国学芸サイエンスコンクール」は、青少年の学術・科学・および文芸の振興奨励を目的として、1957年(昭和32年)より開始。以来、小・中・高校生の夏休みの創作活動や総合学習の一環、また課外活動での学習成果の発表の場として多くの参加があり、2023年度は8万点を超える作品が寄せられた。

 募集するジャンルは「サイエンス」「学芸」と、今年度創設された「特別企画」。「サイエンス」ジャンルは、サイエンス分野の「理科自由研究(小4~6・中)」「自然科学研究(高)」「社会科自由研究(小4~6・中)」「人文社会科学研究(高)」の4つの部門で構成される。

 「学芸」ジャンルは、アート分野の「絵画(小・中・高)」「書道(小・中・高)」、文芸I分野の「小説(中・高)」「詩(小・中・高)」、文芸II分野の「読書感想文(小・中・高)」「作文・小論文(小・中:作文での募集、高:小論文での募集)」、写真分野の「写真(小・中・高)」「ポスター・デザイン(小・中・高)」の8部門、「特別企画」では「スタートアップ(小4~6・中・高)」の1部門。

 「スタートアップ」部門は、昨今のめまぐるしく変化する社会においてアントレプレナーシップの重要性が増していることから、学ぶことの大切さ、変えていくことへの勇気・挑戦を通じて子供たちにこれからの時代を生きていくための力を身に付けてほしいとの思いから実施。「地域活性化ビジネス」「社会・環境問題解決ビジネス」「未来の学校・教育ビジネス」「その他のテーマでのスタートアップアイデア」をテーマに募集する。

 全応募作品中、最優秀作品には、内閣総理大臣賞・文部科学大臣賞・環境大臣賞・分野賞などが授与されるほか、優秀作品には各種賞、スタートアップ部門には旺文社ベンチャーズ大賞など複数の賞が用意されている。

 出品の際は、応募作品1点ごと応募用紙に必要事項を記入し、応募票を作品に添付する。応募要項や応募用紙などは、旺文社のWebサイトからダウンロードできる。応募締切は9月24日(当日消印有効)。

 なお、応募作品は1次選考、2次審査、最終審査会を経て、2月中旬に優秀作品を集めた「第68回金賞作品集」が刊行される。また、2025年3月7日にホテルオークラ東京において表彰式・受賞パーティーを開催予定。

◆第68回全国学芸サイエンスコンクール
募集期間:2024年6月3日(月)~9月24日(火)※当日消印有効
対象:全国の小学生・中学生・高校(海外の日本人学校在籍者も含む)
応募方法: 応募作品は1点ごとに必要事項を記入(応募用紙・応募票)し、応募票は作品に添付する
応募規定:応募作品は自作(オリジナルな創作作品)かつ未発表のものに限定、ほかの作品を模したものや他のコンクールに応募した作品は不可、盗作または他作の一部改変は入賞後でも入賞を取り消しとする
※詳細は応募要項を確認すること
募集部門:
【サイエンスジャンル】
サイエンス分野:理科自由研究(小4~6・中)、自然科学研究(高)、社会科自由研究(小4~6・中)、人文社会科学研究(高)
【学芸ジャンル】
アート分野:絵画(小・中・高)、書道(小・中・高)
文芸I分野:小説(中・高)、詩(小・中・高)
文芸II分野:読書感想文(小・中・高)、作文・小論文(小・中:作文での募集、高:小論文での募集)
環境分野:写真(小・中・高)、ポスター・デザイン(小・中・高)
【特別企画】
スタートアップ(小4~6・中・高)

《木村 薫》

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