【高校野球2024夏】地方大会の全試合を無料ライブ配信…バーチャル高校野球

 朝日新聞社と朝日放送テレビは、KDDIの協力のもと、運動通信社が運営するスポーツメディア「SPORTS BULL(スポーツブル)」内で展開する「バーチャル高校野球」にて、第106回全国高校野球選手権大会の無料ライブ配信を行う。地方大会1回戦から全試合配信予定。

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 朝日新聞社と朝日放送テレビは、KDDIの協力のもと、運動通信社が運営するスポーツメディア「SPORTS BULL(スポーツブル)」内で展開する「バーチャル高校野球」にて、第106回全国高校野球選手権大会の無料ライブ配信を行う。地方大会1回戦から全試合配信予定。

 「SPORTS BULL」内で「バーチャル高校野球」の展開を始めた2018年の配信試合数は、約700試合。2021年には、4社で「地方大会全試合配信を目指すプロジェクト」を立ち上げ、毎年試合数を拡大してきた。そして2023年、ついに全49地方大会で、1回戦から3,434試合の全試合配信を実現。その取組みがギネス世界記録に認定され、2024年6月10日に「ギネス世界記録公式認定証授与式」を開催した。

 2024年も、6月22日の沖縄大会などを皮切りに第106回全国高校野球選手権地方大会全試合を無料ライブ配信する予定。一部の大会では組合せ抽選会の模様も配信する。地方大会(一部除く)・全国大会の試合の見逃し動画ほか、全49地方大会の準々決勝・準決勝・決勝のハイライト動画、地方大会全試合のイニングスコア速報、一部試合では新たに打席速報も届ける。

 また、球児の保護者、卒業生をはじめとしたすべての高校野球ファンが全49地方大会一戦一戦に思いを届けられる「応援メッセージ広告」の販売を行う予定。地元の企業や個人からでも申込可能で、指定した地方大会全試合のライブ配信に、球児への応援メッセージと企業名やニックネームが記載された広告を表示することができる。

 さらに、スマホアプリ限定で4つの機能と応援メッセージ機能を搭載。多くの試合が同時に配信されていても母校や注目校の試合に迷わずたどり着ける機能や、見逃した試合を後からでも簡単に視聴できる機能、SNSなどほかのアプリを使用しながらライブ配信を視聴できる機能、関連動画表示機能で、動画視聴を快適に楽しめる。学生スポーツ応援コミュニティ「ANYTEAM(エニーチーム)」と連携し、選手たちにリアルタイムに応援メッセージを贈れる機能により、ライブ配信を通じて、ファン同士が応援でつながる新たな視聴体験ができるという。

 試合の配信以外にも、「バーチャル高校野球」フィールドディレクターである斎藤佑樹さんが全国の高校を巡り、球児や指導者の取組みを取材するようすを届ける「未来へのメッセージ」や、甲子園で戦った高校球児同士が試合当時の互いの印象や普段の練習などについて語り合う「After Game Talk」など、順次公開している。

 また、第28回となる2024年の全国高等学校女子硬式野球選手権大会(7月20日~8月3日)の全試合無料ライブ配信や、6月16日に阪神甲子園球場の開場100周年を記念して開かれる「甲子園ブラスバンドフェスティバル2024」の無料ライブ配信も行う。

《中川和佳》

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