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国際生物学オリンピック、高校生4人全員が銀メダル獲得

 カザフスタン共和国で2024年7月7日~14日に開かれた「第35回国際生物学オリンピック」において、日本代表として参加した高校生4名全員が銀メダルを獲得した。文部科学省は7月17日、4名全員に文部科学大臣表彰を行うことを発表した。

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 カザフスタン共和国で2024年7月7日~14日に開かれた「第35回国際生物学オリンピック」において、日本代表として参加した高校生4名全員が銀メダルを獲得した。文部科学省は7月17日、4名全員に文部科学大臣表彰を行うことを発表した。

 国際生物学オリンピック(IBO)は、大学入学前の20歳未満の青少年を対象とした生物学の国際的なコンテスト。優れた生徒を一堂に会し、能力を伸ばし科学者に育てたり、各国の生物教育を向上させたりすることを目的に、1990年より継続的に開催している。期間中、各国の代表選手4名が、実験問題と理論問題に取り組み、優秀な成績をおさめた者にはメダルが授与される。金メダルは参加者の約1割、銀メダルは約2割、銅メダルは約3割の割合で与えられる。

 第35回国際生物学オリンピックは、カザフスタン共和国にて2024年7月7日~14日(現地時間)の期間に開催。81か国・地域から295名の生徒が参加した。

 日本からは、久留米大学附設高等学校(福岡県)3年の櫻井大聖さん、東京都立小石川中等教育学校(東京都)5年の日吉雪乃さん、横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校(神奈川県)2年の松井大輝さん、栄光学園高等学校(神奈川県)2年の永田駿平さんが代表として参加。4名全員が銀メダルを獲得した。報告を受けた文部科学省は7月17日、メダルを獲得した4名全員に文部科学大臣表彰を行うことを発表した。

 日本は同コンテストに2005年から参加し、毎年4名の選手を派遣している。次回、2025年の国際生物学オリンピックは、フィリピン(マニラ)にて2025年7月13日~18日に開催予定。

《木村 薫》

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