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川崎市、インフルエンザで学級閉鎖…流行の入り口か

 神奈川県川崎市の教育委員会は2024年9月3日、感染症による川崎市立学校の臨時休業情報を更新。市内の小学校1校でインフルエンザによる患者が複数名報告されたことを受け、学級閉鎖の措置をとったと発表した。該当の1学級において、患者3名とほか8名の発熱が確認されている。

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感染症による川崎市立学校の臨時休業について(令和6年9月分)
  • 感染症による川崎市立学校の臨時休業について(令和6年9月分)
  • 川崎市:令和6年第34週(8月19日~25日)のインフルエンザ定点あたり患者報告数

 神奈川県川崎市の教育委員会は2024年9月3日、感染症による川崎市立学校の臨時休業情報を更新。市内の小学校1校でインフルエンザによる患者が複数名報告されたことを受け、学級閉鎖の措置をとったと発表した。該当の1学級において、患者3名とほか8名の発熱が確認されている。

 臨時休業の措置をとったのは、川崎市立麻生小学校の1年生1学級。学級内にて3名のインフルエンザ罹患と、ほか8名の発熱がみられたことから、9月3日から5日までの3日間を学級閉鎖とした。

 川崎市の最新のインフルエンザ発生状況をみると、2024年第34週(8月19日~25日)のインフルエンザの定点あたり報告数は0.19人(前週0.29人)。麻生区では0.50人と、市内7区のなかでもっとも高い発生状況となっている。

 前年(2023年)は、8月最終週となる第35週(8月28日~9月3日)から定点あたり患者報告数が増えはじめ、第37週(9月11日~9月17日)に定点あたり患者報告数が13.31人となり、流行発生注意報基準値(定点あたり10.00人)を超えている。これから本格的な流行を迎えると考えられるこの時期、今後の動向に注意していきたい。

《畑山望》

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