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N高・S高の次はR高 新たな通信制高校が誕生へ …"R"に込められた思いとは

 2025年2月26日、群馬県桐生市にR高等学校が設置されることが群馬県知事より認可された。運営するのは角川ドワンゴ学園で、同学園が運営するN高等学校、S高等学校に続く3校目の高校となる。R高等学校は2025年4月1日に開校予定で、群馬県立桐生女子高等学校の廃校跡地を活用する。

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 2025年2月26日、群馬県桐生市にR高等学校が設置されることが群馬県知事より認可された。運営するのは角川ドワンゴ学園で、同学園が運営するN高等学校、S高等学校に続く3校目の高校となる。R高等学校は2025年4月1日に開校予定で、群馬県立桐生女子高等学校の廃校跡地を活用する。

 N高グループは、インターネットと通信制高校の制度を活用した「ネットの高校」として知られ、現在の生徒数は3万2,460名(2024年12月末時点)にのぼる。生徒数の増加にともない、さらなるニーズに応えるためにR高等学校の開校が決定された。R高等学校の校長には、N高等学校の校長を務める奥平博一氏が就任する。

 R高等学校の「R」には、REAL、RESPECT、RELATION、REVOLUTIONなどの意味が込められており、生徒ひとりひとりが自分だけの「R」を見つけ、創ることを目指している。N高グループでは、必修授業や課外授業、学校行事、部活動、サポート体制、通学コースの利用キャンパスなどは3校共通で提供される。

 R高等学校のスクーリングは、群馬桐生本校で行われ、桐生市内での織物・染物体験や群馬県の名産品を使用した調理実習など、地域の魅力を体験できるプログラムが予定されている。これにより、生徒は地域の文化や特産品に触れる機会を得ることができるという。

 現在、R高等学校を含むN高グループでは、2025年4月新入学生の追加募集を実施中で、出願締切日は2025年3月18日である。また、転入学生・編入学生の募集も引き続き行われている。オープンキャンパスや個別相談会はオンラインおよび全国のキャンパスで実施されており、説明会や相談会を通じて詳細を知ることができる。

 R高等学校の開校により、N高グループはさらに多様な教育機会を提供し、IT×グローバル社会を生き抜くための総合力を身に付ける教育を推進する。生徒はネットを活用した授業やレポート提出を通じて、自分のペースで学びながら、多彩な課外授業や探究学習を通じて社会で役立つスキルや経験を身に付けることを目指す。

《吹野准》

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