ビースタイル ホールディングスが運営する調査機関「しゅふJOB総研」は2026年1月31日、自転車の青切符をテーマに仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層にアンケート調査を行った結果を発表した。2026年4月から16歳以上を対象として自転車の交通違反に青切符が導入されることについて、8割以上が知っていたものの、詳細を把握している人は1割程度にとどまった。
調査は2026年1月17日から31日まで、ビースタイル スマートキャリア登録者および求人サイト「しゅふJOB」登録者を対象にインターネットで実施。有効回答数は552件だった。
自転車に乗る機会について聞いたところ、「買い物」が48.0%でもっとも多く、「通勤」は24.5%だった。一方で「自転車に乗ることはない」と回答した人も39.7%いた。
自転車の交通違反への青切符導入について「知っている」と答えた人は83.5%にのぼった。ただし、「内容を詳しく知っている」人は11.4%にとどまり、多くは概要程度の認知だった。自転車に乗ることがある人に限ると14.2%、通勤に使っている人に限ると16.3%が詳細を把握していた。
青切符導入により自転車に乗る機会に変化があるかを尋ねると、「機会は変わらない」が68.8%でもっとも多く、「機会が減る」は13.8%だった。現時点では大半に影響はなさそうだが、自転車の利用に慎重な姿勢を見せる人も一定数見られた。
フリーコメントでは、「危ない運転をしている人を多く見かけるので、厳しく取り締まってほしい。ルールをよく知らずに乗っている方も多いと思うので、ルールや取り締まりについての講習や周知活動にも力を入れてほしい」など、危険運転をなくしてほしいと訴える声や青切符導入を歓迎する声が多く見られた。
一方で、自転車道の整備やルール周知の場を設けることを求める声や、学校での交通ルール指導の必要性を指摘する声もあった。また、「車を運転していると、自転車が怖いと思う事が多々ある。安全のためのルールの取り締まりは必要だが、どんな事がダメなのかを、誰もがわかるように、周知徹底のうえで切符を切るようにしてほしい」と、周知の重要性を強調する声も寄せられた。
研究顧問の川上敬太郎氏は「歩行者を巻き込んだ深刻な事故も見られる中、自転車を運転する際にルールの遵守が求められるのは当然のことです。一方で自動車とともに狭い道を利用することもあり、自転車利用者自身の安全確保も大切になります。誰もが安全に安心して移動することができるよう、青切符導入を機にルール周知や道路等の環境整備をさらに進めていくことが望まれます」とコメントしている。

