「もっと早く買えば良かった」データで見る、A3プリンターが受験に不可欠な理由

 学習を支えるインフラとなりつつある家庭用プリンター。エプソンが受験時期のプリント需要について行った調査からも、多くの家庭がプリンターを活用し、中学受験を乗り切っていることが明らかになっている。プリンターが受験期に役立つ理由とは。

教育・受験 中学生
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  • ご自宅にあるプリンターをどの程度利用しましたか
  • ご自宅外(コンビニ・ウェブなど)のプリント・コピーサービスをどの程度利用しましたか
  • ご自宅にあるプリンターやご自宅外のプリントサービスを日常的に利用しましたか
  • 印刷/プリント等による「解きなおし」はどれくらい効果があったと思いますか
  • 紙の印刷/手書きでの勉強はどの程度必要だと考えますか
  • 「PX-M6712FT」(左)と「PX-M6011F」(右)

 学習を支えるインフラとなりつつある家庭用プリンター。特に中学受験ではA3対応プリンターが「三種の神器」として語られることも多く、購入を検討するご家庭は少なくないだろう。エプソンが受験時期のプリント需要について行った調査*1からも、多くの家庭がプリンターを活用し、中学受験を乗り切っていることが明らかになっている。

*1 受験時期のプリント需要調査概要 調査委託先:株式会社マクロミル/調査手法:Web定量調査/調査実施期間:2026年3月4日(水)~3月6日(金)/調査対象:東京の30~50代の男女・既婚子供あり・5,000サンプル

 今回はこのアンケート結果をもとに、既に受験を終えた中学受験の先輩、中でも難関校にお子さんが通われているご家庭でどのようにプリンターを活用していたかを紐解いていく。

 ここでは、偏差値65以上の学校について見ていきたい。日能研「2025年中学入試結果R4偏差値*2一覧(以下、日能研偏差値)」から、首都圏、関西(以西も含む)に所在する学校をあげる。ただし複数回試験を実施する学校は初回試験回の値をその学校の偏差値として採用し、東大特別クラスや医進コースといった特別コース試験回は除外する。

【首都圏】
 開成、麻布、武蔵、筑波大附属駒場、駒場東邦、海城、早稲田中学、慶應普通部、聖光学院、栄光学園、桜蔭、女子学院、雙葉、豊島岡、洗足、筑波大附属、渋谷教育学園渋谷、早稲田実業、慶應中等部、都立小石川、慶應湘南藤沢、広尾、渋谷教育学園幕張、市川など

【関西】
 灘、西大和、洛南、東大寺、神戸大附属など

*2 結果R4をもとに、来年入試での試験日・定員・入試科目の動きと合判テスト結果を見ながら予想し、まとめた偏差値。

中学受験の親の負担を軽減する

 先述のアンケートによると、偏差値65以上の学校に通うお子さんの中学受験時、自宅のプリンターを「よく利用した」のは54.5%。「たまに利用した」という回答も含めると、実に7割以上の家庭で自宅のプリンターを利用していたことがわかった。

ご自宅にあるプリンターをどの程度利用しましたか

 また、自宅以外のプリント・コピーサービスについても、「よく利用した」が19.4%、「たまに利用した」が26.1%となっており、多くの中学受験家庭でプリンターを活用している実態が数字に現れている。

ご自宅外(コンビニ・ウェブなど)のプリント・コピーサービスをどの程度利用しましたか

 中学受験は保護者の関与する場面が多い。塾から配布される膨大なプリントを子供に代わって整理したり、単元別にまとめ直したりする保護者も少なくない。実際、自宅での印刷やコピーを日常的に行っていたか聞いた項目では、「よく利用した」が31.8%、「たまに利用した」は33.8%となっており、65%以上が日ごろからプリンターを使用していたことがわかる。

ご自宅にあるプリンターやご自宅外のプリントサービスを日常的に利用しましたか

 テストや模試、あるいは授業で間違えた問題の「解きなおし」の重要性については、塾からも折にふれて説明を受けるのではないだろうか。「印刷/プリント等による解きなおしはどれくらい効果があったと思うか」を聞いた項目では、「とても効果があったと思う」が47.3%、「少し効果があったと思う」が32.2%と、約8割がその有効性を実感している。

印刷/プリント等による「解きなおし」はどれくらい効果があったと思いますか

 間違えた問題は、理解のあやふやな部分が浮き彫りになった証だ。解きなおしは、今できないことをできるようにするための作業に他ならない。中には弱点だけを集めた「対策ノート」を作り、模試の前などに復習していたご家庭もあるだろう。このような地道な努力を日々積み重ねることで、子供の学力は着実に伸びていくはずだ。その結果が、偏差値65以上の中学への切符という形で現れたのではないだろうか。

 このほか、アンケートでは「紙の印刷/手書きでの勉強の必要性」についても聞いている。「とても必要だと思う」51.6%、「少し必要だと思う」28.2%と、こちらも約8割が必要と感じていることがわかる。

紙の印刷/手書きでの勉強はどの程度必要だと考えますか

 コピーや印刷は、先の「解きなおし」の環境を整える際にも必要とされる。また、6年生秋以降の過去問演習では、問題や解答用紙の拡大コピーといった作業が日常的に発生する。市販されている過去問題集はB5サイズだが、入試本番ではB4~A3サイズの問題や解答用紙が使われることもあるからだ。「普段と違う」というだけでも子供には大きなプレッシャーになるため、万難を排したいという親心から、本番同様の実寸サイズにコピーし、過去問に取り組む家庭も多い

 このように、中学受験における家庭での学習サポートと切っても切れない関係にあることが、プリンター、特にA3対応のプリンターが「中学受験の三種の神器」のひとつとされるゆえんだ。

プリンターが受験対策に役立つ3つのポイント

 受験対策においてA3プリンターはどのように学習をサポートできるのか。その具体的なポイントを改めて整理してみた。

ポイント1.学習の再構成ができる

 間違えた問題だけを抜き出す、単元別に並べ替える、弱点だけを集めるといった「学習の再編集」が容易になる。A3プリンターなら、問題集や過去問の見開きページを分割せずそのままコピーできるため、苦手な単元や間違えた問題だけを集めた自分専用の問題集作成もスムーズになり、タイムパフォーマンスが上がる。加えて、ADF(Auto Document Feeder:自動原稿送り装置)付きであれば、複数枚を一気にセットして両面コピーやスキャンができるので、一層の時短が期待できる。

ポイント2.本番と同じサイズを再現できる

 入試では、問題用紙や解答用紙がB4~A3見開きで作られていることもある。プリンターがB4やA3サイズでの出力にも対応していると、そのレイアウトや文字サイズを本番同様に再現できる。特に記述問題では解答欄の大きさが文字数の目安にもなるため、実物大で練習できることは大きな意味をもつ。

ポイント3.可視化して理解できる

 年表や地図、理科の図表などは元のサイズが小さく、そのままだと見にくい場合も。A3サイズに拡大してコピーや印刷をすれば、全体像を一度に見渡すことができる。壁に貼るなどして視覚的に覚えることも有効だ。

 このように、プリンターを活用することで学習効率を高められる可能性は高い。特に受験直前期は時間との戦いであり、自宅に印刷環境があれば「今すぐ必要」にすぐ対応できるため、学習の質が向上し、親子にとって受験生活を支える欠かせない基盤にもなり得るはずだ。

 では、家庭でも使いやすく、中学受験の学習を支えるA3プリンターにはどのような選択肢があるのだろうか。

エプソンA3対応モデルのおもな特長

 選択肢はいくつかあるが、忙しい受験時期にはそもそもプリンターの操作に時間を取りたくない。エプソンのA3プリンター「PX-M6712FT」「PX-M6011F」には使う人の手間を省ける機能が搭載されている。おもな特長を見ていこう。

・前面2段カセットでA4・A3同時セット
 給紙カセットが2段あり、A4とA3をそれぞれセットできるため、印刷サイズごとに用紙を入れ替える手間がない。普通紙は各250枚セット可能で、背面トレイにも50枚給紙できる。「また紙がない!」というストレスを軽減できる点が心強い。


・排紙トレイ自動オープン機能
 印刷実行のタイミングで排紙トレイが自動で開くため、印刷のたびに手動でトレイを開ける必要がない。急いでいるときにトレイを開け忘れて、印刷物が散乱するといった心配もない。


・大型タッチパネル
 4.3インチのタッチパネルを搭載。子供ひとりでも直感的に操作が可能。用紙設定などのよく使う機能は、ハードボタンからもサッと確認できる。特に過去問演習を始めてから、解答用紙を原寸大サイズに拡大コピーする際に便利な機能だ。


・A3対応モデルながらコンパクト設計
 収納時サイズは、PX-M6712FTが幅515×奥行500×高さ350mm、PX-M6011Fが幅515×奥行450×高さ350mm。A3対応モデルとしては設置しやすいサイズ感だ。すっきりとしたデザインのためインテリアとの調和もとりやすく、設置場所を検討する際にもそれほど悩まずに済む。


・使用スタイルで選べるラインアップ
 インク代を抑えたいなら「PX-M6712FT」…エコタンク搭載モデルで、印刷コストがとにかく安い。A4サイズ1枚あたりの印刷コストは、カラー約2.2円、モノクロ約0.9円*3で、コンビニプリントとは比べものにならない安さ。しかもインクボトルたった1本で、モノクロなら約7,500ページ*4をプリント可能なので、煩わしいインク交換の手間も省ける。
 導入コストを抑えたいなら「PX-M6011F」…カートリッジ方式なので本体代金がお安め。手軽に導入できるので、プリンター購入を検討しているご家庭は、まずはこの機種からチェックしてほしい。A4モノクロ片面は約32枚/分*5で高速プリントできるので、家に1台あれば家族みんな大助かりである。

「どちらを選べば良いの?」という方は、目安として、1か月にA4コピー用紙を500枚以上使用する場合はPX-M6712FT、500枚未満であればPX-M6011Fがお勧めだ*6

*3 印刷コストの算出条件はエプソンのホームページをご確認ください。
*4 インクボトルIT08 シリーズの場合。印刷可能枚数の算出条件はエプソンのホームページをご確認ください。
*5 印刷スピードの算出条件はエプソンのホームページをご確認ください。

*6 5年間使用場合のエコタンク搭載モデル「PX-M6712 FT」とカートリッジモデル「PX-M6011F」のトータルコスト(本体価格+消耗品価格)を比較し、それぞれのモデルがお得になる分岐目安を算出しています。詳しくはエプソンのホームページをご確認ください。

「PX-M6712FT」(左)と「PX-M6011F」(右)

プリンターは学校生活でも大活躍

 筆者は2年前に息子の高校受験を、昨年は娘の中学受験を経験した。当時、自宅には仕事用のA4対応プリンターがあったが、息子が中学3年の秋になり高校入試の過去問演習が本格化すると、不便を感じることが多くなった。中学受験の過去問題集と同様、高校の過去問題集に付属する解答用紙は縮小されており、本番と同じ条件で書き込むためには拡大コピーする必要があったからだ。A4プリンターでは対応できず、息子はコピーのためにコンビニに通うようになった。しかし、中学生がコンビニで大量印刷をしたり、コピーのために夜遅くに外出したりするのは親として不安で、親、つまり私が代わりに出向くこともあったが、それもまた負担が大きかった。

 そこでA3対応プリンターへの買い替えを決意。結果的にこの判断は大正解で、息子は「家にプリンターがあると便利だね」と喜び、私も書類の印刷がスムーズになり、「もっと早くに買えば良かった」と思ったほどだ。もちろん、プリンターは娘の中学受験にも活躍。わが家がプリンターを導入したのはあくまで利便性のためだったが、こうして、いつでも印刷できる環境はわが家の当たり前となった。

 息子は現在、高校生活を送りながら、来年の大学受験に向けた準備を進めている。大学受験でも、共通テストや志望校の過去問演習では、記述式問題の解答欄サイズやレイアウトに慣れておくことが重要になる。一方で、学校生活は受験勉強だけではない。文化祭の資料づくり、部活動の配布物、探究活動のレポート、授業課題の提出物など、印刷物の出番は意外に多い。必要になったとき、自宅で完結できる安心感は大きい。

 大学受験に向けて、今後は出願書類や受験票の印刷、志望理由書の推敲など、失敗の許されない大事な作業を確実にこなさなければいけない場面が増えるだろう。こうした点からも、プリンターは勉強のためだけではなく、学校生活と受験準備の双方を支えてくれていると感じる。

 今回のデータからは、プリンターを活用した学習方法の有効性がうかがえる。もちろん、学力向上の主役はあくまで本人の努力である。ただ、その努力を後押しする環境を整えることも、保護者にできる大切なサポートのひとつではないだろうか。

 プリンターの導入も、そうした環境づくりの選択肢として考えてみる価値はあるだろう。



《なまず美紀》

なまず美紀

兵庫県芦屋市出身。関西経済連合会・国際部に5年間勤務。その後、東京、ワシントンD.C.、北京、ニューヨークを転居しながら、インタビュア&ライターとして活動。経営者を中心に600名以上をインタビューし、企業サイトや各種メディアでメッセージを伝えてきた。キャッチコピーは「人は言葉に恋♡をする」。

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