岐阜大、発達特性ある学生へ支援充実の必要性…新入生調査
発達特性があると推察される学生は、それ以外の学生に比べて精神的健康度リスクが高いことが、岐阜大学が実施した「学部新入生を対象とした『発達特性』と『精神的健康度』に関する調査」より明らかになった。研究成果は2024年10月16日、「Journal of Autism and Developmental Disorders誌」のオンライン版に掲載された。
小中高生の自殺が高止まり…自殺対策白書を閣議決定
政府は2024年10月29日、2024年版「自殺対策白書」を閣議決定した。2023年の小中高生の自殺者は513人で、過去最多となった2022年と同水準で推移。自殺の原因・動機では、「家族からのしつけ・叱責」は小学生、うつ病や精神疾患は女子高校生に多い傾向にある。
武蔵野大、新学長に小西聖子氏…100年の歴史で初の女性学長
武蔵野大学は、2024年10月3日に行われた理事会において、2025年3月に任期満了となる西本照真学長の後任に、小西聖子(こにしたかこ)副学長・人間科学部教授(69歳)を選任したと公表した。1924年の法人創立以来、初の女性学長の就任となる。任期は2025年4月1日から4年間。
【大学受験2026】東京家政大、心理カウンセリング学科再編
東京家政大学は2024年9月27日、2026年4月に人文学部心理カウンセリング学科に新たに「マネジメントコース」を設置予定であることを発表した。同時に既存の教育課程を「学校保健コース」と「心理支援コース」に再編し、入学定員を95名から120名に増加する。
幼児期の気質は腸内細菌叢と関係…京大・阪大など研究
京都大学は2024年9月6日、幼児期の不快情動の表出や、新奇な環境を積極的に探索接近する特性は、腸内細菌叢の構成の違いや多様性と関連することが明らかになったと発表した。炎症の誘発に関連する菌や抗炎症作用に関連する菌が、幼児期の気質と関連をもつことが示されたという。
通信制高校で「校内キャリアサロン」キャリアbase
キャリアbaseは2024年9月より、通信制高校内における「校内キャリアサロン」のプロジェクトを本格的にスタートする。2025年2月まで実施予定で、サロンを利用した希望者には、個別の就労支援も行うという。
夏休み明け小中高生の自殺防止へ…政府が対策強化
小中高生の自殺者数が深刻な状況にある中、政府は2024年8月1日から子供・若者の自殺防止のための取組みを強化し、集中的な啓発活動を始めた。長期休暇明け前後に自殺者が増加する傾向を踏まえ、ポスターや動画の掲示、相談窓口の案内、学校への働きかけなど、政府全体で対策に力を注いでいる。
約6割が5月病の経験あり、年齢は20~22歳が最多
Hit the Knee運営事務局は2024年5月29日、「五月病に関する意識調査」の結果を公開した。今年、5月病になった人は約3割だが、過去の経験も含めると約6割が経験しており、10代の終わりから20代前半にかけて経験している人が多いことがわかった。
発達障害のある家族向けSNS「specialkids.ai」公開
AVENUE A DIGITAL LLCは2024年5月28日、クラ・シリーズ第3弾として発達障害のある子供をもつ親やファミリーのためのテーマ別SNS「specialkids.ai」を5月13日に公開したことを発表した。月払い10ドル、年払い100ドルのプランがある。登録は、Webサイトより行う。
不登校の学校復帰へ…アイディアメンタルトレーニング個別塾
アイディアヒューマンサポートサービスが運営するアイディアメンタルトレーニング個別塾は2024年5月1日、ゴールデンウィーク明けの不登校が増える時期にあわせて強化キャンペーンを行うことを発表した。キャンペーンは5月31日まで。
不登校フェス2024「不登校でも大丈夫」5/18・19、オンライン開催
プロセミが運営するオンラインサロン「お母さんの学校」では、2024年5月18日と19日、「不登校フェス2024~不登校でも大丈夫~」を開催する。参加費無料。Webサイトより申し込む。不登校フェス申込者を対象に5月15日、プレイベントも行う。
「悪口を言われそうで、言い出しづらい」子供のピンチ、どう解決する?
新しい生活に慣れる間もなく迎えるゴールデンウィーク。休み明けの体調不良や行き渋りなど、さまざまなようすから、「五月病」かも…と案じる保護者は、どのようにわが子と向き合えば良いだろうか。法政大学文学部心理学科 渡辺弥生教授監修の「大ピンチ!解決クラブ3 心の育て方」(KADOKAWA)から、子供の悩みを解決するヒントを探る。
「友だちにウソをついてしまった」子供のピンチ、どう解決する?
新しい生活に慣れる間もなく迎えるゴールデンウィーク。休み明けの体調不良や行き渋りなど、さまざまなようすから、「五月病」かも…と案じる保護者は、どのようにわが子と向き合えば良いだろうか。法政大学文学部心理学科 渡辺弥生教授監修の「大ピンチ!解決クラブ3 心の育て方」(KADOKAWA)から、子供の悩みを解決するヒントを探る。
東大生100人に聞いた「親がしてくれたメンタル不調の対策と効果」
五月病と呼ばれるメンタル不調が発生しやすい時期だ。東大に合格するような子供が育つ家庭では、勉強面だけでなく、生活面やコミュニケーションの面から、ほかの家庭とは少し異なる距離感や働きかけが見られる。東大生の親は、子供がメンタル面で不調になったとき、どのように接していたのだろうか。
中高生の運動部への加入率、低下傾向…笹川スポーツ財団
中高生の運動部活動への加入率は引き続き減少傾向にあることが2024年4月4日、笹川スポーツ財団が発表した「子ども・青少年のスポーツライフ・データ2023」の最新の調査結果から明らかとなった。運動部の地域移行には、中高生の健康・活動ニーズを踏まえた取組みが重要といえる。
高校進学時、保護者が期待していること1位は「心の成長」
明光ネットワークジャパンは2024年3月15日、「中学生の進級・進学に関する意識調査」の結果を発表した。進級・進学時の保護者の期待と不安は五分五分で、保護者の約9割が普段以上のサポートが必要だと考えていることがわかった。

