金星の太陽面通過が始まり、国立天文台が岡山天体物理観測所からUstreamによるライブ中継を開始した。7時40分現在、太陽の左側にくっきりと金星の黒い点が確認できる。
気になる、太陽面通過が始まる朝7時から終了の14時ごろ(東京で7時11分〜13時47分)までの天気だが、ウェザーニュースによると西日本は広い範囲で夏の暑さとなり絶好の観測チャンスになりそうだ。
さまざまな天文ショーに沸く2012年。そのなかでも珍しい天体現象である金星の太陽面通過の6日6日まであと1日となった。138年前の初観測を記念した碑が横浜市中区山手町のフェリス女学院に立てられている。
5月21日の金環日食、6月4日の部分月食に加え、6日には金星が日面を通過する。金星の日面通過は、見逃すと次回が105年後ということもあり、各地で天文台で観望会が行われるほか、インターネット上でも中継される予定だ。
5月の金環日食に続き、6月6日には金星が日面を通過する。次回は105年後といわれており、当日の天候が気になるところだ。そこでウェザーニューズは、「見えるかなマップ」という天候の見通しを公開し、随時最新情報に更新していくという。
国立天文台によると、5月21日の金環日食に続き、6月6日には「日面経過」と呼ばれる金星が太陽面を通過する減少が起こる。今回の日面経過は、21世紀最後の現象で、次回は105年後の2117年12月11日まで起こらないという。