警察庁は10月28日、非出会い系サイトにおいて児童(18歳未満)が被害にあう事例についての調査分析結果を発表した。同庁によると出会い系サイトによる児童被害は減少する一方で、ソーシャル・ネットワーキング・サービスや、ゲームサイト、自己紹介サイトなどの非出会い系サイトでの被害が大幅に増加しているという。 今年上半期(1〜6月)の検挙数730件のうち、被害にあった児童数は601人と前年同期より56人、10.3%の大幅増加となっている。 被害にあった児童のアクセス手段の98.2%が携帯電話であり、98.5%はフィルタリングに加入していなかったという。 また、被害にあった児童の4分の3以上が、親からの注意がなかったという。