東京都教育庁は3月4日、平成23年度の都立高等学校入学者選抜における分割後期募集および全日制第二次募集の応募状況について発表した。 都立高校の特定の学校では、あらかじめ定員を分割して前期と後期で募集を行っており、後期募集を行う普通科の学校は23区内で13校、多摩部の6校。また島しょの普通科や専門学科では一次募集により定員に満たなかった人員の2次募集を行うもので、願書の受付は同日行われた。 発表になった応募状況のとりまとめ資料によると、後期募集と2次募集を合わせた普通科の募集人員960人に対する応募人員は1,519人で、倍率は1.58倍。専門学科の7校(10学科)の募集人員169人に対する応募人員は176人で倍率は1.04倍となっている。 分割後期募集および全日制第二次募集については、この後、願書取下げ・願書再提出期間を経て、3月9日に学力検査、14日に合格発表の予定となっている。 また都教育庁は同日、平成23年度の第一学期都立高等学校補欠募集(転学・編入学 第2学年以上)についてもホームページに情報を公開した。 都立高校の補欠募集は、全日制課程では174校で行い、募集人員は3,444人。定時制課程では53校で行い、募集人員3,036人となっている。 補欠募集学校別一覧をまとめた資料(PDF)では、それぞれの学校・学科ごとに、募集人員(学年・募集区分)、受付期間、選抜日、発表日がまとめられている。なお募集区分1は「保護者の転勤等による都外からの一家転住者」、区分2は一般を表している。 転学・編入学の詳細については各学校、または都立高校入試相談コーナーもしくは東京都教育相談センターへ問い合せるようにとしている。