自動車のリサイクル部品、4割が「品質・安全性が気になる」

 自動車の修理などに使われるリサイクル部品に対する自動車ユーザーの印象は、「環境に役立つ」と考える人が8割近くいる一方で、4割の人が「品質・安全性が気になる」と答えている。

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自動車の修理などに使われるリサイクル部品に対する自動車ユーザーの印象は、「環境に役立つ」と考える人が8割近くいる一方で、4割の人が「品質・安全性が気になる」と答えていることが日本損害保険協会の調査で明らかになった。

この調査はリサイクル部品活用に関する一般ユーザーの意識について、5116人の回答をもとに集計したもの。それによるとリサイクル部品に対する印象を複数回答で聞いたところ、「環境に役立つ」79.1%、「修理費が安く済む」54.0%、「品質・安全性が気になる」43.3%、「保証面が気になる」32.6%の順となった。

また実際にリサイクル部品を使用したことがあると答えた人は21.0%で、その感想を聞いたところ「満足」87.0%、「不満」3.5%、「どちらともいえない」8.6%という結果になった。

満足した理由(複数回答)としては「修理費が安かった」85.7%、「品質が新品と変わらなかった」51.2%、「環境に貢献したという満足感が得られた」18.4%、「修理期間が変わらなかった」14.5%などの順だった。

一方、リサイクル部品を使用したことがない人にその理由を複数回答で聞いたところ、「修理工場等から勧められなかった」54.1%、「リサイクル部品を使用できることを知らなかった」52.1%、「保証面で不安がある」14.8%などとなった。

リサイクル部品調査、4割が「品質が気になる」

《小松哲也@レスポンス》

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