ゆとり世代の就活生、「希望する企業に入社できると思う」62.1%

 学研グループのタートルスタディスタッフは11月25日、現役の就職活動中の大学生を対象に意識調査を実施した結果を一部公開した。

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自身が「ゆとり世代」であることをどう思うか
  • 自身が「ゆとり世代」であることをどう思うか
  • 大学卒業時には、自分が希望する企業・業界に入社できている(できる)と思いますか
 学研グループのタートルスタディスタッフは11月25日、現役の就職活動中の大学生を対象に意識調査を実施した結果を一部公開した。

 同社は、学生のアルバイト情報サイト「学バイトステーション」を運営している。調査は、同サイトを利用しているゆとり世代にあたる大学3年生から4年生1,930名を対象に、インターネットによる選択式アンケートを実施。調査期間は11月18日〜11月22日。

 社会でネガティブな評価がある「ゆとり世代」の学生に対し、自身が「ゆとり世代」であることをどう思うかという質問に対しては、「気にしていない」(56.7%)、「他の世代と大差ない」(25.5%)、「社会で活躍できるか心配」(17.6%)、「分からない」(0.2%)となっている。また、このほかに「単なるレッテル」「いつの時代もイロイロ言われる」という意見も多数あり、世間での評判とは裏腹に「ゆとり世代」と言われることにあまり動じていない回答が多かったという。

 大学卒業時に自分が希望する企業(業界)に入社できると思うかという質問では、「そう思う」(32.1%)、「たぶんそう思う」(30.0%)というポジティブな回答が合わせて62.1%となった。一方「不安がある」(26.9%)、「無理だと思う」(2.0%)というネガティブな回答は3割以下に留まっている。

 また、「就職に役立つアルバイトは何か」という質問については、トップが「飲食店・フード」「講師・インストラクター」がほぼ同数の結果となった。次いで「営業・テレアポ」、「小売・コンビニ」と続いている。上位にはコミュニケーションやマナー、言葉遣いが必要とされるバイトが選ばれており、社会で求められている能力がどのようなものかを踏まえていることが伺えると同社では分析している。
《前田 有香》

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