【高校受験】神奈川県・前期選抜の志願状況…全日制2.08倍

 神奈川県は1月23日、「平成24年度神奈川県公立高等学校一般募集前期選抜及び連携型中高一貫教育校連携募集志願者数集計結果の概要」をホームページに公開した。前期選抜は県立142校、市立15校の合わせて実施校157校で実施する。

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志願の状況 全日制の課程
  • 志願の状況 全日制の課程
  • 全日制普通科 学校別
 神奈川県は1月23日、「平成24年度神奈川県公立高等学校一般募集前期選抜及び連携型中高一貫教育校連携募集志願者数集計結果の概要」をホームページに公開した。

 現行の神奈川県の公立高校入試は、学力検査を行わず、調査書、面接および各校が必要に応じて実施する検査による「前期選抜」と、学力検査などで選抜を行う「後期選抜」に分けて実施される。今年度の前期選抜では、1月18日から20日にかけ入学願書の受付が行われた。

 発表によると、前期選抜を行うのは県立142校、市立15校の合わせて実施校157校。うち全日制の課程は153校となっている。

 全日制の課程の志願状況では、全体の募集人員19,412人に対する志願者数は40,306人となり、倍率(平均競争率)は2.08倍となった。前年度に比べると志願者数は380人増加したが、倍率は0.07ポイント下降している。

 全日制普通科(クリエイティブスクール・専門コースを除く)の全体の前期選抜募集定員12,270人に対する志願者数は24,917人で倍率は2.03倍。学校別志願者数で倍率の高いのは、県立横浜翠嵐の4.42倍、県立川和の3.70倍、横浜市立桜丘の2.96倍などが上位となっている。

 全日制専門学科の倍率は、農業系が2.02倍、工業系が2.32倍、商業系が1.94倍、国際が3.07倍などとなっている。

 なお神奈川県では来年度より公立高校の入試制度を変更し、現行のような前期選抜が実施されるのは今年が最後となる。
《田崎 恭子》

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