サントリーホールディングスは2月20日、環境への取り組みの一環として実施している“水”をテーマにした体験型学習 サントリー水育(みずいく)の「出張授業」の参加校募集を開始した。 サントリー水育「出張授業」は“水”をテーマにした体験型学習プログラム。同社では2006年より実施しており、昨年は計108校(約8,500名)の小学生が参加、これまでの参加者数は約4万名にのぼるという。 今年は、プログラムをリニューアルし“未来に水を引き継ぐために”をテーマに授業を行う。対象は小学校4~5年生のクラス単位で、担任教諭と水育講師が連動し、45分×2回の授業を実施する。 担任教諭による1回目の授業では、同社が提供するワークシートや映像教材等を活用しながら、水との関わりの深さや資源としての水の大切さを学ぶ。 水育講師が担当する2回目は、森と水のつながりや水を育む森づくりについて学習し、大切な資源である水を未来に引き継ぐために一人一人ができることを考える。 なお、東京大学総括プロジェクト機構「水の知」(サントリー)総括寄付講座の監修による「地球温暖化が引き起こす水問題」(対象:小学校5~6年生、45分×2回)もあわせて募集を開始している。 申込みは、サントリー「水育」ホームページまたは電話で事務局まで申し込む。費用は無料だが、学校での打合せ(1回2時間程度)が必要。◆「未来に水を引き継ぐために」対象:首都圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)、京阪神(大阪府・京都府・兵庫県)、山梨県、鳥取県、熊本県の小学校4~5年生のクラス単位※25名から(クラス単位)申込み可能申込み:ホームページまたは電話◆「地球温暖化が引き起こす水問題」対象:東京都の小学校5~6年生※25名から申込み可能、1回の授業につき80名まで参加可能申込み:電話のみ