【高校受験】H24東京都立高校・合格発表…実質倍率は全日1.42倍

 東京都教育委員会は2月29日、同日行われた平成24年度東京都立高等学校入学者選抜の合格発表の状況をまとめた資料をホームページに公開した。全日制では実質倍率は1.42倍となった。

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平成24年度東京都立高等学校 合格発表
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 東京都教育委員会は2月29日、同日行われた平成24年度東京都立高等学校入学者選抜の合格発表の状況をまとめた資料をホームページに公開した。

 都立高校の一般入試学力検査(第一次募集・分割前期募集)は、2月23日に全日制175校、定時制55校で実施された。全日制課程全体では、募集人員29,265人に対し42,013人が受検した。

 合格発表は本日午前9時より、各学校で行われた。東京都教育委員会のホームページでは、雪が降り続く中で行われた都立西高校の合格発表の様子を伝えている。

 教育委員会のまとめによると、全日制全体の合格者は29,675人で、受検者数に対する実質倍率は1.42倍となった。昨年の1.40倍より0.02ポイント上昇している。

 普通科(コース、単位制、島しょ、帰国対象以外)の108校では、募集人員20,847人に対し、23,411人が受検。合格者は21,339人で実質倍率は1.43倍。昨年度の1.40倍から0.3ポイント上昇している。

 専門学科全体(39校)では、募集人員5,009人に対し、6,980人が受検。合格者は5,057人で実質倍率は1.38倍。昨年の1.23倍から0.15ポイント上昇した。

 応募時の倍率がもっとも高かった最難関の日比谷高校では、募集人員254人(男子134人、女子120人)に対し、559人が受検(男子324人、女子235人)。合格者は283人(男子151人、女子132人)だった。実質倍率は、全体で1.98倍(男子2.15倍、女子1.78倍)だった。

 この後、第一次募集・分割前期募集の入学手続を経て、欠員補充のための第二次募集と分割後期募集が実施される。分割募集は、一般入試の募集人員をあらかじめ分割して前・後期に分けて行うもので、全日制で23校、定時制10校で実施予定。第二次募集、分割後期募集ともに、願書受付が3月5日、学力検査が3月9日に行われる。
《田崎 恭子》

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