国際女性デーに向けて、OECDの女子学生就職意識調査

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エンジニア・コンピューター関連職を目指す生徒の男女比
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  • 医療関係職を目指す生徒の男女比(看護師、助産師を除く)
  • 医療関係職を目指す生徒の男女比(看護師、助産師を除く)
 経済協力開発機構(OECD)は、3月8日に控えた国際女性デーに向け、加盟国などの女子学生就職意識調査の結果についてコメントした。OECD加盟国の15歳の学生に、30歳までにどのような職業についていたいかと質問したところ、議員、役員、または管理職、専門職に就きたいと答えた女子学生が同年齢男子に比べ11%も高かったという。

 特にギリシャやポーランドでは、女子学生のキャリアに対する志向が高く、同年齢男子に比べ、20%ほど上回った。その一方で、フランス、ドイツ、日本では、男子生徒と女子生徒の差がほとんどなかったという。

 就職に関する意識調査では、キャリアに対する志向だけでなく、職種においても男女差が明らかになった。特にエンジニアやコンピューター関連の職種を希望する女子学生は、加盟国の平均で男子生徒の約1/4で、日本国内でも同様だ。

 その一方で、医療関係職を目指す女子生徒は男子生徒に比べると数倍になるという。看護師や助産師といった職業を除外した場合でも、女子学生の医療関係職に対する志向は高く、OECD加盟国平均では男子希望者の7%に比べ、女子生徒は16%だった。日本では加盟国平均以上の男女差が確認できたという。

 OECDによると、キャリアに対する志向と希望職種の男女差は、収入や雇用条件の格差につながる可能性があると懸念。また、女性の雇用を増やすだけでなく、平等に職に就ける環境が必要だと指摘する。

 国際女性デーは、女性に対する差別撤廃と、社会開発へ平等な参加に向けた環境整備に貢献することを目的としている。1975年に国連が定めた3月8日には毎年多くの国でイベントが行われ、Aurora Ventures(オーロラ・ベンチャーズ)によると、今年も約1,400件のイベントが予定されているという。
《湯浅大資》

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