高校生の半数以上「自分の将来は明るい」…高校生価値意識調査2012

 リクルート進学総研は7月10日、高校生価値意識調査2012の結果の一部を公表した。自分が社会人になるころの社会を「明るい」と感じている高校生は3割だったが、「自分の将来は明るい」と考える高校生は半数を超えていた。

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 リクルート進学総研は7月10日、高校生価値意識調査2012の結果の一部を公表した。自分が社会人になるころの社会を「明るい」と感じている高校生は3割だったが、「自分の将来は明るい」と考える高校生は半数を超えていた。

 同調査は、高校生の将来イメージや進路選択に対する価値意識を把握するため、2012年4月13日~4月20日にインターネットで1,239人の高校生を対象に実施した。

 自分が社会人になるころの社会イメージを「明るい」と感じているのは30.6%、自分自身の将来イメージを「明るい」と感じている高校生は55.4%だった。「就きたい職業・目指したい職業が決まっている」とした高校生では、7割が「自分の将来は明るい」と回答。「就きたい職業・目指したい職業の候補がいくつかある」(56.2%)、「自分に合う職業が何か探しているところ」(46.3%)と、将来の職業検討が進んでいる高校生ほど、自分の将来を明るいと感じている割合が高くなっていることがわかった。

 自分の進路については、6割の高校生が「考えるのが不安」と回答。男女別では、男子54.9%に対し、女子63.3%と、女子の方が不安を感じていた。不安に感じる理由は、「仕事に就くことができるかどうか心配だから」が8割近くを占め、次いで「社会・経済情勢が不安定だから」(43.5%)、「社会での人間関係が難しそうだから」(43.5%)となっていた。
《奥山直美》

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