中高生向けにTOEFL受験者用授業、来春よりネット配信

 ウィザスは、2013年3月からeラーニングを利用してTOEFL受験者用の授業をインターネット配信する。国際教育のインスティチューション・フォー・ア・グローバル・ソサエティー(igs)と提携して授業を製作し、海外の大学に留学を希望する中高生向けに配信する。

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 ウィザスは、2013年3月からeラーニングを利用してTOEFL受験者用の授業をインターネット配信する。国際教育のインスティチューション・フォー・ア・グローバル・ソサエティー(igs)と提携して授業を製作し、海外の大学に留学を希望する中高生向けに配信する。

 同社は、小中高校生を対象に35年以上の指導実績を持つ進学塾「第一ゼミナール」を運営しており、igsの発行済み株式の29%を約2,900万円で取得、資本・業務提携の契約を結んだ。共同で英語教育のプログラム開発を進めていく計画で、まずTOEFL受験者向けの授業を手掛ける。

 2013年3月から第一ゼミナールや提携する全国の学習塾も合わせて約1,300か所にTOEFL受験者向けの授業を配信する。遠隔地で受講する生徒でも講師とリアルタイムで会話ができるほか、専用の交流サイト(SNS)を通して、授業外の時間でも接することができる。料金は教室で授業を受ける場合に比べ、割安になるよう設定する予定という。

 TOEFL以外にもigsから英語の小論文対策や教養講座の提供を受けてネット配信する。初年度に1万人の受講を見込んでおり、売上高6億円を目標とする。
《工藤めぐみ》

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