早稲田が論文の質・量ともに高い伸び…研究論文に着目した大学比較

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2002年~2011年の10年間で1,000件以上の論文を産出した128大学
  • 2002年~2011年の10年間で1,000件以上の論文を産出した128大学
  • 調査内容
 科学技術政策研究所は、研究活動の成果物の一つである科学論文に着目し、各大学の個性や強みを把握するための比較・分析を行った結果を8月3日公表した。早稲田が論文の質・量ともに高い伸びが見られることがわかった。

 2002年~2011年の10年間で1,000件以上の論文を産出した128大学(国立大学 63、公立大学 13、私立大学 52)を対象に各大学の状況や特徴を示した研究状況シートを作成し比較したという。

 128大学を比較すると、「それぞれ異なる特徴を有する大学であること」や、「研究論文の量の変化」「研究論文の質の変化」「国内・国際共著相手の変化」が見えてくるという。

 研究論文の量の変化について、1997年-2001年から2007-2011年にかけての論文数の伸び率が見られる。私立大学では、早稲田大学(70%増)、日本大学(56%増)、順天堂大学(62%増)などがある。国立大学では、東京大学、京都大学、東北大学の伸び率が20%台であり、比較的伸び率の高い大学は、東京農工大学(48%増)、愛媛大学(40%増)などがある。

 研究論文の質の変化について、2007年-2011年で注目度の高いTop10%補正論文数が年間100件を越える大学で、10年間の高い伸び率を示す大学は、早稲田大学(119%増)、岡山大学(79%増)、筑波大学(63%増)、慶應義塾大学(54%増)などがある。

 研究論文の共著相手の変化について、国内共著相手を見ると、多くの大学が当該大学の地域に限らない。国際共著相手を見ると、多くの大学において、1990年代後半は欧米の研究機関との共著関係が中心であったが、2000年代に入り中国や韓国などのアジアの研究機関との共著が多くなってきているという。
《工藤めぐみ》

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