推薦・AO入学者の約半数が1日1時間未満の学習時間

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1日あたりの学習時間
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 推薦・AO入学者の約半数は、高3時の学習時間が1日1時間未満であり、「受験対策をしなかった」比率も5人に1人にのぼるなど、受験期の学習習慣が未確立なまま大学へ進学していることが、ベネッセ教育研究開発センターが11月26日に公表した「大学生が振り返る大学受験調査」より明らかになった。

 同調査は2012年8月、全国の大学生を対象にインターネット調査を実施。4,101名の回答をもとに分析を行った。

 推薦・AO入学者の高3・4月、9月時点の1日あたりの学習時間について、「1時間未満」はそれぞれ56.4%、45.0%となっており、約半数が1時間未満しか勉強していない。入試難易度別にみると、偏差値が低いほど「1時間未満」の比率が高まり、偏差値49以下では、4月は75.4%、9月は64.8%と高くなっている。

 また、推薦・AO入学者の20.1%が「受験対策をしなかった」と回答している。偏差値49以下の入試難易度が低い大学への入学者では、「受験対策をしなかった」学生の比率は29.8%まで上昇する。受験対策をした学生であっても、一般入試のための教科学習を経験した学生は半数に満たない。

 受験対策において「あきらめずに努力し続けた」と振り返っている学生ほど、大学への満足度や大学での学びに対する意欲が高い。なかでも、推薦・AO入学者のうち、「あきらめずに努力し続けた」学生の大学への満足度や大学での学びに対する意欲は、一般入試による入学者よりも高いという。

 大学1年時の1週間の学習時間について、入試形態によらず「ほとんどしていない」と「3時間未満」を合わせた比率が約5割であった。また、約4割の学生が、自主的な学習にあてる時間は週ゼロ時間と回答している。学部別にみると、人文科学や社会科学、教育学などの文系よりも、理工や医・薬・保健などの理系の方が学習時間が長い傾向にある。
《工藤めぐみ》

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