コンピュータ受検の漢検CBT、ワコムの液晶サインタブレットを採用

 日本漢字能力検定協会は、漢検CBTにおいて、ワコム製液晶サインタブレット「STU-520」を受検者の書取問題用入力デバイスとして採用、運用を開始した。漢検の資格は、高校・大学をはじめ、企業でも評価・活用されている。

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漢検CBT受験の様子
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 日本漢字能力検定協会は、漢検CBTにおいて、ワコム製液晶サインタブレット「STU-520」を受検者の書取問題用入力デバイスとして採用、運用を開始した。

 漢検の資格は、高校・大学をはじめ、企業でも評価・活用されている。コンピュータを使って日本漢字能力検定を受検する漢検CBTは、合格すると従来のペーパーでの検定と同じ資格が得られ、毎日でも検定が受けられる点や申込みから結果発送までの期間が短いなどのメリットがあり、年々受検者のニーズが高まっている。

 漢検CBTでは、検定の重要なパートである漢字の書取問題に対応するために、これまでは汎用性の高い板型のペンタブレットが採用されていた。しかし、受検者には入力デバイスの使用に慣れてもらう必要があった。

 今回の液晶サインタブレット「STU-520」の採用により、受検者は書いている漢字を手元で確認しながら解答することができ、誤って書いた漢字の一部分を直接ペンでなぞり、消すことも可能となった。

 「STU-520」は液晶一体型のペンタブレットで、コンパクトな筐体設計が特徴。限られた机上スペースでの使用も負担にならない点も、受検者の満足度向上に貢献している。
《水野こずえ》

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