【センター試験2013】攻略ポイントは時間配分とマークミス…東進

 大学受験予備校の東進は、センター試験本番で実力を発揮するための実践ポイントをまとめた。2大原則として、「時間配分」「マークミス」を上げて攻略法やテクニックをまとめ、試験直前の受験生にアドバイスしている。

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教科別時間配分の目安
  • 教科別時間配分の目安
  • マークミスと採点ミスした受験生の割合
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  • 東進タイムズ2013年1月1日号
 大学受験予備校の東進は、センター試験本番で実力を発揮するための実践ポイントをまとめた。2大原則として、「時間配分」「マークミス」を上げて攻略法やテクニックをまとめ、試験直前の受験生にアドバイスしている。

 公式サイト「東進ドットコム」や「東進タイムズ2013年1月1日号」で特集している。

 これによると、試験では問題全体に目を通し、解けそうな問題と難しそうな問題に分け、最低でも5分以上見直しの時間がとれるように時間配分を考えることが必要になる。実際に問題に取り組む際は、得意な問題、自信のある問題から解くようにし、難しい問題をとばすことも大切。「無理に満点を狙おうとするよりも、まずはできる問題を確実に解くように心がけよう」とアドバイスしている。

 その上で、センター試験の極めて基本的なテクニックとして「消去法」を紹介。積極的に消去法を使って、効率よく問題を解いていくとよいという。また、覚えているかどうかを問う知識問題など、不安な問題には時間をかけ過ぎないようにし、答えがすぐに出なければ、直感で解答を選んで印をつけ、後で見直しする。

 本番でどの問題から解くか、どの問題にどのくらい時間をかけるのかを教科ごとに決め、見直し時間を最低でも5分は入れた時間配分を行ったあとは、8割の時間で演習を積むこと。設問ごとに設定時間の8割で解くように練習するとよい。

 東進によると、「マークミスをしたことがある」受験生は49.8%、「センター試験本番レベル模試」で自己採点が実際の得点と完全に一致した受験生は18.0%。自己採点と実際の得点が一致しない大きな理由の一つにマークミスがあることから、実際のマークミス発生率はさらに多いと推測されるという。

 マークミスなどのケアレスミスをなくすため、自分がミスする際の傾向を再確認しておくことも重要だ。ミスをなくするためには、直感でも解答欄にマークすること。あとで解こうと思い、解答欄をとばすと、そこに次の問題の答えを塗ってしまい、一段ずつずれる原因になってしまう。

 名前と受験番号は必ず最低3回は確認すること。問題冊子にも自分が選んだ解答を書き写しておくようにするとよい。消去法の×や△などの印も残しておくと、あとで自己採点をする際に正確な得点を把握する有効な手立てになる。

 特集の最後には、「持ち物チェックリスト」も掲載している。本番直前に慌てないため、事前に確認しておくとよいだろう。センター試験までいよいよ2週間を切った。これまでの努力を確実に得点に結びつけるため、最後の仕上げに力を注ごう。
《奥山直美》

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