2012年12月に大阪市立桜宮高校の男子生徒が体罰を苦に自殺した事件を受け、大阪市の橋下徹市長は1月21日の教育委員会会議で、体育科の募集を中止し、スポーツに特色のある普通科に変更して府下全域から募集することを決定した。 募集中止に至った経緯と今後の対応について、1月22日付で大阪市のホームページで明らかにしている。それによると、「『体罰禁止』というスローガンを掲げ、関係者を処分するといったお決まりの幕引きには絶対にしません。」とし、事件の起こった桜宮高校では、体育科を中心に教員を大幅に入れ替える必要があるという。 さらに、桜宮高校の体育科・スポーツ健康科学科の2013年度の募集を中止するよう教育委員会に申し入れ、1月21日の教育委員会会議で、体育科としての募集を中止し、スポーツに特色のある普通科に変更して、大阪府下全域から募集することとなった。 今後、市長として陣頭指揮をとり、桜宮高校を一から立て直し、あるべき姿に変えていくとしている。 なお、桜宮高校の体育科募集中止については、橋下市長のTwitterでもコメントしている。
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