現在、親元を離れて一人暮らしをする大学生は、親からどれくらいの「仕送り」をうけているのだろうか? 賃貸住宅情報サイト「キャリルーノ」は28日、イマドキ大学生の生活実態に関する調査結果を発表した。 同調査は、現役大学生459人を対象にアンケートを実施。そのうち、「実家暮らし」が68.9%と過半数を占め、「一人暮らし」は26.1%、「寮暮らし」が4.6%、「下宿」が0.7%だった。 一人暮らし(寮および下宿暮らしを含む)の大学生の平均家賃は5万7278円で、約85.4%の学生が家賃の全てを親に負担してもらっていることが明らかに。また、親から家賃以外で仕送りや小遣いをもらっている学生は、実家暮らしは45.7%なのに対し、一人暮らしでは80.0%にのぼり、その金額は実家暮らしが平均1万6083円、一人暮らしは平均4万5161円と、約2.8倍の開きがあった。さらに、親が月々負担する「家賃」と「仕送り・小遣い」を合わせると、実家暮らしが平均1万6083円なのに対し、一人暮らしは平均9万5293円と、約6倍の差となった。 同調査は現役大学生の男女459名を対象に、2012年10月1日~11月30日の期間で実施された。