学習塾の湘南ゼミナールは20日、2月18日に実施された神奈川県公立高校の特色検査(自己表現検査)の分析と対策をまとめ、ホームページ上で掲載を開始した。今回の入試から導入された特色検査についてポイントをまとめたほか、26日には学校ごとの詳細な分析結果も公開する。 2013年度神奈川県公立高校入試では、従来の「前期選抜」「後期選抜」を「共通選抜」として一本化。「学力検査」と「面接」を共通の検査として実施することになったほか、一部の学校では「特色検査」が導入された。選考は、検査の結果と中学校から提出された調査書の評定により行われる。 湘南ゼミナールでは、2013年度入試から導入されたこの「特色検査」について分析。「従来の学力検査との違い」「求められる力」「高校選びへの影響」「対策方法」「学校ごとの特徴」という、5つのポイントでまとめた。 「学力検査との違い」については、各校の特色検査で実際に出題された設問を例に挙げて解説。思考力を問う「論理型」、学習した知識と思考力を用いる「知識+論理型」、学習した知識を用いる「学力検査型」の3パターンに分類して分かりやすく紹介し、「学力検査の一歩上の応用問題が多い」と結論づけている。 その上で、求められる力についても、実際の設問を例にしながら「柔軟な理解力」「幅広い思考力」「速く正確な処理・表現力」の3つに整理。学校ごとの出題傾向や特徴から、横浜翠嵐、湘南、横浜サイエンスフロンティアを「思考力重視型」、希望ケ丘、小田原、西湘(理数コース)を「バランス型」、柏陽、平塚江南、厚木を「学力検査拡張型」に分類して、説明している。 26日には第二弾として、学校別のさらに詳しい分析結果が公開される。
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