FAB Learningは、FabLabの理念をSTEM教育に生かせないかという実験的なプロジェクトともいえる。実際のワークショップは、親にも課題が与えられ、グループや全員で議論し合い、発表による共有も行う。オライリー・メディアなどが実施している「make」というイベントに似ている部分もあるが、Fab Learningは親子を対象とし、理数系の発想や思考を養い、モノ作りのテクニック、エンジニアリング、サイエンスを学びつつ、アイデアを共有するための伝え方などを総合的に学習することを目的としている。