学習塾、2月の売上は283億円…売上高・講師数は減少傾向

 経済産業省は4月12日、特定サービス産業動態統計調査を発表した。学習塾の2月の売上高合計は、283億3,600万円で前年同月比1.3%減となった。受講料収入は同1.0%減、教材料売上高は同4.0%減、受講生数は同2.1%増であった。

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調査業種(対個人サービス業)の売上高推移
  • 調査業種(対個人サービス業)の売上高推移
  • 学習塾の売上高、受講生数、事業所数、従業者数および講師数
 経済産業省は4月12日、特定サービス産業動態統計調査を発表した。学習塾の2月の売上高合計は、283億3,600万円で前年同月比1.3%減となった。受講料収入は同1.0%減、教材料売上高は同4.0%減、受講生数は同2.1%増であった。

 同調査は、調査対象とする特定のサービス産業における売上高などの経営動向を把握するため、1987年より毎月調査として実施。短期的な景気、雇用動向等の判断材料となっている。学習塾については、2004年より調査を行っている。

 学習塾の2月の売上高合計は、283億3,600万円(前年同月比1.3%減)。このうち、受講料収入は255億1,900万円(同1.0%減)、教材料売上高は28億1,700万円(同4.0%減)であった。

 受講生数は、98万9,277人(同2.1%増)、塾の数(事務所も含む)は、9,213校(同3.2%増)、講師は8万350人(同2.9%減)であった。

 受講生数や塾の数は増加傾向にあるものの、売上高や講師数は減少傾向にあることが明らかになった。
《工藤めぐみ》

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