選考本格スタートで内々定を受けた学生が一気に増加…マイナビ就活調査

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4月の活動状況…1
  • 4月の活動状況…1
  • 4月の活動状況…2
  • 4月平均エントリー数/4月までの累計エントリー社数 (平均)
  • 現時点での不安
  • 活動の中心(企業規模)
  • 「3月説明会開始・8月選考開始」について
 マイナビは5月15日、2014年卒の就職活動状況について調査結果を発表した。大手企業の選考が本格的に開始となった4月は、内々定を受けた学生が前月比30.3pt増の40.3%と一気に増加しており、例年よりも早くに内定出しが行われている傾向がうかがえる。

 同調査は、4月25日から4月30日までの期間、2014年卒業予定の全国大学4年生および大学院2年生にWebアンケートを実施し、1,257名(文系男子274名、理系男子401名、文系女子253名、理系女子329名)の回答を得た。

 調査結果によると、4月の活動状況は多くの項目で前月の活動割合を下回り、全体的に落ち着いてきているが、「1次面接を受けた」が78.6%、「最終面接を受けた」が前月比32.5pt増の53.1%となっており、選考が進んでいることがわかる。また、「内々定を受けた」が前月比30.3pt増の40.3%、「内定先を決めて就職活動を終了した」が前月比23.9pt増の27.5%と大幅に増加しており、例年よりも早くに内定出しが行われていると推察される結果となった。

 4月の平均エントリー数は前年同月比0.7社減の3.6社となり、2014年卒の調査では初めて前年同月比を下回った。文理男女別でもそれぞれで減少に転じている。4月までの累計エントリー数は76.6社となり、前年同月と比較して6.0社上回っている。その他の活動量では、エントリーシートの通過社数が前月から2.8社減の1.7社になっており、エントリーシートのピークは3月だったことがわかる。

 現時点での不安を聞いてみると、「(不安が)ある」が前月比23.6pt大幅減の58.4%となった。最終選考を経験するなど内定に近づいたり、実際に内々定を受けたりすることで、就職全般に対する不安が減少したと考えられる。一方で、不安が「ある」と回答した学生に限ってその要因を聞いてみると、「就職できるかどうか」が前年同月比4.8pt増の69.2%と切迫している様子がうかがえる。

 この時期もっとも注力している就職活動の内容では「面接対策」が53.5%と圧倒的に多い。また、「企業研究」が前月比3.0pt増の8.8%とわずかながら増加しているが、選考前の確認や新たな企業へのエントリーなど目的はさまざまだと思われる。現在の活動の中心は前月までに引き続き徐々に「中小企業中心」とする学生が増えており、「大手企業中心」とする回答が初めて半数を割る結果となった。

 また、2016年卒の就活から「3月説明会開始・8月選考開始」に変更になるという報道を受けて、このスケジュールが現在の「12月説明会開始・4月選考開始」と比べて有利になると思うか?という質問には、今「有利になると思う」が7.9%だったのに対し、「不利になると思う」が50.8%と過半数だった。有利になると思う意見では、「もう少し学業に時間を割きたかったので、ちょうど良いから」(理系女子)、「自己分析をする時間が増えるから」(文系男子)などがあがった。一方で、不利になると回答した学生からは「選考が遅くなれば、大企業に落ちたあと、中小企業へ行く時間が少なくなる」(文系男子)、「スケジュールが現在よりも過密になって、さらに内定までの時期が短くなり不安になりやすいと思うから」(文系女子)といった意見があがった。
《楠原 恵子》

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