京都大学は、中高生を対象にした「高校生のための工学部オープンセミナー」を7月28日、同大キャンパスで開催する。「ひと・社会・工学―工学のいまを知る―」をメーンテーマに同大教授陣が最先端の研究や技術を紹介するほか、大学生活についての疑問や質問にもこたえる。 同大工学部が、オープンキャンパスとは別に企画した。参加対象は、中学生と高校生。予備校生や引率者も参加できる。定員は150人(先着順)。参加無料だが、事前の申し込みが必要。 時間は、午後1時から午後7時。参加者は、昼食をすませた上で参加する。セミナーでは、田中克己教授が「ビッグデータの検索と分析」、辻井敬亘教授が「高分子の魅力―新しい構造が生み出す革新機能―」、荒木慶一准教授が「巨大地震に備える」、後藤仁志教授が「都市防災シミュレーションの最前線」と題して講演。最新の研究事例や分析技術などについて紹介、解説する。また、講演後には質問会も予定されており、参加者からさまざまな疑問や質問を受け付ける。 申込期間は、6月3日から7月12日。参加希望者は、メール、ファクス、Webのいずれかで同大工学研究科総務課広報渉外掛へ申し込む。◆高校生のための工学部オープンセミナー日時:7月28日午後1時~7時会場:京都大学吉田キャンパス総合研究3号館(京都市左京区吉田本町)対象:中学生・高校生(予備校生や引率者も可)定員:150名(先着順)受講料:無料申込期間:6月3日~7月12日申込方法:メールまたはファクス、Web専用フォームのいずれかで申し込む