東京都、小中学校における理数教育の施策を公表…理数フロンティア校の指定など

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理数教育の振興に向けた4つの視点と施策の方向性
  • 理数教育の振興に向けた4つの視点と施策の方向性
  • 理数教育を通じて育てたい資質や能力
  • 理科の平均正答率と設定通過率
  • 数学の平均正答率と設定通過率
 東京都教育委員会は6月11日、東京都理数教育振興施策検討委員会の報告書「小・中学校における理数教育の振興に向けて」を公表した。2013年度は、理数フロンティア校の指定や理科教育人材育成研修、理科教育推進教員の配置などを行っていくという。

 東京都では、小学5年生と中学2年生のいずれも理科や算数・数学の平均正答率が想定を下回り、理科や算数・数学の学力向上が児童・生徒の課題であるとしている。また、理科の授業を適切に行えていると考えている教員は、小学校で約2割、中学校で6割弱であり、理科についての指導力向上が教員の課題であるとしている。

 理数教育の振興を進めていくために、都教委では「理数教育を通じて育てたい資質や能力」を設定。これらの能力は、将来、社会の中で生きていく上で大切な資質や能力となるため、すべての児童・生徒に身につけさせる必要があるという。

 また、理数教育の振興に向けて「教員の指導力の向上」「教員への支援」「家庭・地域・企業・大学等との連携」「理科や算数・数学に高い関心をもつ子どもたちの育成」の4つの視点を挙げている。

 今後、理数教育の施策改善や新たな施策検討のため「東京都理数教育振興本部」を設置する。2013年度は、理数フロンティア校として小学校50校、中学校50校を指定するほか、高い専門性と優れた指導力を持つ指導教諭の導入、理科教育人材育成研修、理科教育推進教員の配置、観察実験アシスタントの配置などを行っていく。
《工藤めぐみ》

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