待機児童数、3年連続減少するも2万人超え…都市部が80%占める

 厚生労働省は9月12日、2013年4月1日時点での保育所の定員や待機児童の状況を公表した。入所申請しても満員などの理由で入れない待機児童数は22,741人で、3年連続減少していることが明らかになった。

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保育所定員数・利用児童数・保育所数の推移
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 厚生労働省は9月12日、2013年4月1日時点での保育所の定員や待機児童の状況を公表した。入所申請しても満員などの理由で入れない待機児童数は22,741人で、3年連続減少していることが明らかになった。

 保育所定員は229万人で、2012年4月から2013年4月の1年間で4万9,000人分の定員が増加し、1994年の調査以来過去最高の増加数となった。保育所を利用する児童の数は221万9,581人で、この1年間で4万2,779人増加している。年齢区分別では、3歳未満が2万9,148人、3歳以上が1万3,631人増加している。また、待機児童数は2万2,741人でこの1年間で2,084人減少し、3年連続の減少となった。

 しかし、都市部の待機児童の状況は深刻で、首都圏(埼玉・千葉・東京・神奈川)、近畿圏(京都・大阪・兵庫)の7都府県(政令指定都市・中核市含む)およびその他の政令指定都市・中核市での待機児童の合計は18,267人となり、全待機児童の80.3%を占める。また、待機児童数が100人以上の市区町村は64にのぼる。

 待機児童数が100人以上増加した市区町村は、東京都杉並区(233人増)、東京都江東区(163人増)、東京都豊島区(141人増)、宮城県仙台市(123人増)、東京都中央区(114人増)の順に多い。

 一方、待機児童数が100人以上減少した市区町村は、愛知県名古屋市(752人減)、北海道札幌市(531人減)、大阪府堺市(395人減)、大阪府大阪市(377人減)、福岡県福岡市(198人減)の順に多い。
《荻田和子》

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