宮城県、公立小中学校長を初めて民間公募…県立高校長とともに9/30まで募集

 宮城県は、平成26年度から公立小中学校の校長を初めて一般公募する。民間からの採用実績がある県立高校の校長とともに、9月30日まで募集している。開かれた魅力ある学校づくりのため、教育に対する識見や理念を持ち、組織経営力や発想力を備えた人物を求めているという。

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平成26年度宮城県公立小中学校長および県立高等学校長募集のお知らせ
  • 平成26年度宮城県公立小中学校長および県立高等学校長募集のお知らせ
  • 民間人校長候補者特別選考の実施について
 宮城県は、平成26年度から公立小中学校の校長を初めて一般公募する。民間からの採用実績がある県立高校の校長とともに、9月30日まで募集している。開かれた魅力ある学校づくりのため、教育に対する識見や理念を持ち、組織経営力や発想力を備えた人物を求めているという。

 宮城県教委では、特色ある学校経営を推進するため、これまで平成15年度、平成17年度、平成21年度、民間企業などに勤務経験のある学校外の人材を県立高校長に登用。平成23年度には、仙台大学教授を3年間の任期付きで宮城県内の公立中学校長に採用している。

 民間校長を任用することで、企業などで培った経営感覚や人的ネットワーク、渉外能力、経営意識などが、組織的・機動的な学校運営、特色ある学校づくり、地域との連携、教職員の意識改革、他校や教育関係諸機関の活性化などに生かされることを期待しているという。

 募集しているのは、公立小中学校長1名、県立高校長1名。受験には、教員免許状所有の有無は問わない。主な受験資格は、平成26年4月1日現在50~56歳で、民間企業や大学、研究施設などで管理的立場かそれと同等の経験を有する人。

 書類による一次選考を経て、11月2日に小論文と個別面接による二次選考を行う。11月中旬に最終決定後、平成26年1月1日に県教委事務職員として採用、4月1日に校長として赴任する。

◆校長公募の概要
募集内容:公立小中学校長1名、県立高校長1名
募集期間:9月2日~9月30日
任用予定時期:平成26年1月1日に県教委事務職員として採用、4月1日に校長として赴任
受験資格:
・日本国籍を有する人
・地方公務員法第16条および学校教育法第9条の欠格条項に該当しない人
・平成26年4月1日現在50~56歳の人
・民間企業、大学、研究機関などにおいて管理的立場にある人、またはそれと同等の経験を有する人
・出願時に学校教育法第1条に定められた学校(大学を除く)に勤務していない人
・県内のどの地域においても勤務できる人
《奥山直美》

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