東大農学部、茨城の附属牧場で食の安全についてのセミナーやふれあい広場

 東京大学大学院農学生命科学研究科附属牧場は11月9日、農学生命科学研究科・農学部附属牧場の一般公開を開催する。ふれあい広場などのイベントや食の安全に関する市民公開セミナーを予定している。

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東京大学附属牧場公開デー
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 東京大学大学院農学生命科学研究科附属牧場は11月9日、農学生命科学研究科・農学部附属牧場の一般公開を開催する。ふれあい広場などのイベントや食の安全に関する市民公開セミナーを予定している。参加費は無料。

 東大附属牧場は1949年に畜産学の教育研究の場として設置され、以来、産業動物の効率的生産や高度利用、ヒトの健康の増進と維持を目指した教育、研究が行われてきた。総面積36haの敷地で馬、牛、山羊などの資源動物の飼育生産を行い、実習教育や研究が行われている。また、社会貢献としてアニマルセラピーに関わる講習会や、食の安全性や環境の問題を主眼とした食の教育・環境のセミナー、近隣中学の職業体験学習や園児、小中高生の体験学習なども多数開催しているという。

 今回の牧場公開デーは、牧場のある茨城県笠間市の協力により開催されるイベントで、食べ物の安全・安心を保証する「動物バイオテクノロジー」の教育研究を通じ、畜産業の振興発展に貢献しようというもの。幼児や小学生を対象としたぬりえ大会やクイズラリー、子ヤギとのふれあい広場、体験乗馬、「放射性物質の家畜と畜産物への影響」をテーマにした市民公開セミナーが予定されている。

 参加申込みは不要で、参加費は無料。ただし、家畜伝染病予防の観点からペットの同伴は不可とする。

◆東京大学附属牧場公開デー (農学生命科学研究科・農学部)
日時:11月9日 10:00~15:00
会場:東京大学大学院農学生命科学研究科附属牧場(茨城県笠間市)
対象者:小・中・高・大学生、社会人(一般、在学生、受験生、留学生、卒業生)
参加費:無料
《水野こずえ》

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