中3と高1の約4割が「スマホを使い始めて勉強時間が減った」、保護者アンケート

デジタル生活 モバイル

子どもはLINEやカカオトークなどの無料通話アプリを使用しているか?
  • 子どもはLINEやカカオトークなどの無料通話アプリを使用しているか?
  • スマホを使い始めて、子どもの勉強時間は変わったか?
 Benesse教育情報サイトでは、中学1年生~高校3年生の保護者を対象に、LINEなど無料通話アプリの実態についてアンケートを実施した。これによると、中3と高1の保護者の4割近くが、スマホを使い始めて勉強時間が減ったと回答している。

 アンケートは8月28日から9月3日に実施され、Benesse教育情報サイトのメンバーである保護者1,514人から回答を得た。

 はじめに、高校生の携帯所有率については、91.4%が携帯電話またはスマートフォンを所有しており、そのうち62.7%がスマートフォンを所有していた。しかし、高校生にスマートフォンが必要かについては、「クラスや部活の連絡事項がすべてLINEで回ってくるから必要」「パソコンの方がネットのトラブルに巻き込まれにくいから不要」など、意見が分かれている。

 次に、高校生にも人気のLINEなど、無料通話アプリの利用率については、スマホを所有する高校生の83.6%が利用していることがわかった。スマホは、「連絡先リスト」やID公開で個人情報が流出する危険があり、保護者からも、無料通話アプリによる個人情報の流出を心配する声が上がった。

 無料通話アプリの利用で発生する問題を防ぐには、まず保護者が実際に無料通話アプリを使用してみることが必要という。知識を得た上で子どもと話し合ったり、使い方を管理すれば、問題をある程度事前に防げるかもしれない。

 また、「スマートフォンを使い始めて勉強時間は変わったか」という質問には、中3と高1の保護者の約4割が「減った」と答えている。しかし、高2、高3と学年が上がるにつれて、「減った」という回答は減少している。これは、受験勉強が忙しくなることや、スマホの利用が定着することで、勉強に影響を与えるほどスマホに時間を取られていないことが考えられる。

 勉強時間が「スマホ使用前と変わらない」「勉強に影響していない」と回答した中高生の保護者に聞くと、勉強中はスマホを手の届くところに置かない、使う場所や時間を決める、などの配慮をしていることがわかった。

 学校や部活の連絡にスマホが欠かせない状況である中、スマホの所有や利用方法について、子どもと十分に話し合うことが必要と同サイトでは指摘している。また、利用するのであればルールを決めて、勉強時間に影響を与えないよう、子どもの自覚を促すことが大切という。
《宮坂 英里》

【注目の記事】

編集部おすすめの記事

特集

page top

旬の教育・子育て情報をお届け!(×をクリックで閉じます)