マカフィーは11月28日、「2013年、12のオンライン詐欺」を発表。デジタルデバイスからネット通販を楽しむ消費者につけ込むオンライン詐欺の手口を紹介し、消費者に注意喚起を行う内容だ。 例年、年末年始はさまざまなオンライン詐欺が登場するが、マカフィーでは以下の12種を、とくに危険な物としてセレクトしている。(1) 個人情報を盗む、危険なクリスマス向けモバイルアプリ (2) 勝手にメッセージを送る、年末年始のSMS詐欺 (3) 偽商品の安売りで誘う、人気ギフト詐欺(4) 年末年始の旅行詐欺(5) 危険な電子グリーティングカード(6) マウウェア付きの偽のオンラインゲーム (7) 配送通知に見せかけてマルウェアを送りつける詐欺(8) 偽物のギフトカード(9) 年末年始を狙うスミッシング(SMSを用いたフィッシング詐欺)(10) 偽サイトによる、チャリティ詐欺(11) 友人に見せかけて近づく、出会い系詐欺(12) 偽のネット通販業者 同時に対策として、「ダウンロードする前にアプリを調べる」「破格の安売りに注意」「個人情報を提供する前に調査を」「初回のログイン試行ではわざと嘘の情報を入力」といった手法を紹介している。 2013年秋に米国で行われた調査によると、米国でのホリデーショッピングシーズンにおけるeコマースの売上は 前年比15%増の600億ドル超。そのうちモバイルコマースが16%を占めている。また米国では成人の51%がオンラインバンキングを、また32%がモバイルバンキングを利用している。