オンライン学習の使用端末、小中高生の3割「家族のPC」

 マカフィーは2020年10月6日、「コロナ禍におけるIT利用やセキュリティに関する調査」の結果を公表した。オンライン授業を受けたのは全体の41.9%。オンライン学習時の使用デバイスは、学生の67.3%が自分専用PCであったのに対し、小中高生の約3割は「家族のPC」と答えた。

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通学できなかった期間、オンラインで授業を受けたか
  • 通学できなかった期間、オンラインで授業を受けたか
  • インターネット利用やオンライン学習をする際、どのような点が心配か
  • 子どものインターネット利用に際し、不正や遊び過ぎていないか、不適切なコンテンツを利用していないかなどを監視するためのソフトウェアや機能を使用しているか
 マカフィーは2020年10月6日、「コロナ禍におけるIT利用やセキュリティに関する調査」の結果を公表した。オンライン授業を受けたのは全体の41.9%。オンライン学習時の使用デバイスは、学生の67.3%が自分専用PCであったのに対し、小中高生の約3割は「家族のPC」と答えた。

 「コロナ禍におけるIT利用やセキュリティに関する調査」は2020年9月10日~14日、日本国内の18歳以上65歳未満の男女1,356人を対象にインターネットで実施したもの。

 このうち、18歳以上の学生、18歳未満の就学児童をもつ保護者を対象に修学状況を尋ねた結果では、通学できなかった時期にオンライン授業を受けたと回答した人は全体の41.9%。学生(大学、短大、専門学校)は91.6%が「受けた」と回答したのに対し、小学生は15.1%、中学生は26.8%、高校生は45.9%にとどまり、年齢が下がるにつれてオンライン授業の普及が低い実態が浮き彫りとなった。

 オンライン学習時のデバイス利用については、子ども専用のパソコンを使っている割合が、学生は67.3%と高かった。一方、小学生の38.3%、中学生の39.3%、高校生の31.3%は「家族のパソコンを使用した」と回答した。「スマートフォンを利用した」という回答も見られた。

 インターネット利用やオンライン学習をする際に保護者が心配な点は、「先生や学校による授業の質の差」が54.8%と圧倒的に多かった。ついで「ゲームをしていないか」26.9%、「ソーシャルメディアでの好ましくない投稿やトラブル」20.4%、「サイバー犯罪に遭わないか」19.8%と続いた。

 「子どものインターネット利用に際し、不正や遊び過ぎていないか、不適切なコンテンツを利用していないかなどを監視するためのソフトウェアや機能をしているか」との質問には、30.5%が「Webサイトやコンテンツのフィルタリング機能を使用」と回答した。一方、12.2%が「設定しなくても問題ない」、10.8%が「設定したいがやり方よくわからないため、口頭で注意」、10.4%が「手間がかかるため、設定していない」、9.1%が「そのようなソフトウェアについて知らない」と回答。監視ソフトウェア未使用か未使用と同等と思われる状況が4割を超える結果となった。

 マカフィーは、調査結果について「子ども専用のIT端末の普及率はまだ低く、保護者のセキュリティに対する関心の低さも明らかになった」と分析。ひとりひとりがITやセキュリティに関心をもち、より安全で快適な環境で学習する意識をもつよう支援することが重要としている。
《奥山直美》

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