千葉県の公立高校入試、高校長の9割が前後期制の一本化望む

 千葉県で中・高等学校やPTAの代表者らによる協議会が、平成26年度以降の公立高等学校入学者選抜方法などの在り方について検討を行った。11月に第4回を終えた今年度は、入試選抜に関するアンケートの分析なども行われた。この協議会は毎年度開催されている。

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  • アンケート結果「選抜制度について」
  • アンケート結果「後期選抜の受検状況について」
 千葉県で中・高等学校やPTAの代表者らによる協議会が、平成26年度以降の公立高等学校入学者選抜方法などの在り方について検討を行った。11月に第4回を終えた今年度は、入試選抜に関するアンケートの分析なども行われた。この協議会は毎年度開催されている。

 同県では平成23年度から前後期の2回の選抜が行われるようになった。現行の選抜方法は昨年度で3回目となり、平成25年2月下旬から3月下旬の期間に、公立中学校長と3年生および3年生保護者、公立高等学校長と1年生保護者、私立高等学校長に対してアンケートを実施。これらの結果は同協議会で資料として扱われた。

 アンケート結果によると、選抜制度について6割以上の生徒・保護者が前後期の複数回を望むのに対して、校長、特に高校長の9割が選抜の一本化を望んでいた。これは複数回の選抜を行い選抜に関わる期間が長くなることで、授業時数の確保や事務処理の負担などが問題になるため。学級内に前期選抜内定者と後期選抜受検者がいることで指導が難しくなるという面もあるようだ。

 一方、生徒・保護者の立場からは、受検機会が2回あることで志願できる高校の幅が広がる、インフルエンザなどが流行する時期なので安心感が持てるという意見が出ていた。また、前期選抜に内定しなかった受検生のうち、約6割が後期選抜も同じ学校学科を志願していたという。

 第3回の会議では、平成27年度の選抜日程(案)は、2月12日(木)13日(金)に前期選抜、3月2日(月)に後期選抜を実施する案を提案。私立高校や国立高校とも可能な限り調整し作成することが主な意見としてあった。今後の入学者選抜方法の在り方については、2回の選抜に賛成する意見と一本化を望む意見が混在。このほか、まず現行制度の課題となっている点の改善が必要との声もあがっていた。

 今後は第4回の協議の結果が委員確認後に教育委員会のホームページに掲載される。また、年内に定例教育委員会会議にて「平成27年度千葉県公立高等学校入学者選抜日程(案)」について提案し、決定されるという。
《黄金崎綾乃》

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