【高校受験2014】私立高校3年間で約245万円…市進受験情報ナビ

 市進受験情報ナビは、「高校へ行くのにかかるお金の話」を掲載。来年度から変更になる高校の就学支援金についてや、首都圏の東京都、神奈川県、埼玉、千葉の4都県に分けて、年間授業料の「安い学校、高い学校」の一覧や都県ごとの補助制度などを紹介している。

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私立高校学費の都県別平均額
  • 私立高校学費の都県別平均額
  • 東京都の私立高校等授業料軽減助成事業
  • 神奈川県の私立高等学校等生徒学費補助金
  • 埼玉県の父母負担軽減事業補助金
  • 千葉県の授業料減免制度
 市進受験情報ナビは、「高校へ行くのにかかるお金の話」を掲載。2014年度から変更になる高校の就学支援金についてや、首都圏の東京都、神奈川県、埼玉、千葉の4都県に分けて、年間授業料の「安い学校、高い学校」の一覧や都県ごとの補助制度などを紹介している。

 同ナビは、首都圏の国立・私立・都立・県立高校受験に関する偏差値や難易度、入試システム、学費などを塾ならではの視点から伝えるもの。今回は、入学金、年間授業料、諸経費、寄付金など、高校へ通うために必要なお金の話をまとめた。

 私立高校に入学すると、授業料以外にさまざまなお金がかかる。東京、神奈川、埼玉、千葉の4つに分けて、各私立高校の入学手続き時納入金や延納期限、授業料、施設設備費、その他諸経費、寄付金、3年間の総額の目安などが一覧になっている。

 都県別の私立高3年間の学費平均額は東京都の私立高校で約245万円、神奈川県で約235万円、埼玉県で230万円だった。学校別一覧表でみると、学習院高校の3年間にかかる総額の目安は3,559,480円、慶應義塾高校で3,059,681円、開成高校で2,334,600円。

 都県ごとの授業料補助についても紹介され、2014年度の世帯年収別の補助上限が表でまとめられている。さらに2014年度から、国私立高校の授業料の「就学支援金」については、2013年度はすべての家庭に11万8,800円の支給(年収によって支給額は1.5~2倍)だったが、2014年度からは一定の収入額未満の世帯に支給されることをグラフでわかりやすく表している。

 文部科学省によると、新制度では国私立問わず、保護者の所得制限が導入され、年収910万円以上の世帯は就学支援金の支給対象外になる。支援金の支給限度額は全日制で月額9,900円。私立高校に通う生徒のうち年収250万円未満や250~350万円世帯、350万円以上の一定の収入額の世帯に対する就学支援金の加算を予定しており、詳細は年明けに発表される。

 新制度は2014年4月以降に入学する生徒が対象で、現在すでに高校等に在学している生徒は引き続き現行制度が適用される。
《田中志実》

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