広島大学教員、学生の個人情報や奨学金選考資料などを記録したPCを海外で紛失

 広島大学は、同学大学院工学研究院の教員がベトナム出張中にノートPCを盗難により紛失したことが判明したと発表した。

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広島大学による発表
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国立大学法人広島大学は12月20日、同学大学院工学研究院の教員がベトナム出張中にノートPCを盗難により紛失したことが判明したと発表した。これは12月6日、大学院工学研究院の教員から「出張中のベトナムで12月5日(木)19時30分頃(現地時間)、夕食をとるため隣の椅子の上に置いていたノートPCを入れたカバンが盗まれた」という連絡のメールが研究院にメールに届いたというもの。当該教員は盗難に遭った直後、現地の警察に盗難届を提出したが、現在のところ発見には至っていない。

当該ノートPCに記録されていた個人情報は、当該教員が指導した学生の氏名、論文・研究内容(18名分)、当該教員が同学奨学金に推薦するための選考資料(4名分)、当該教員が担当する授業を受講した学生の氏名、性別、学生番号、成績(170名分:ファイルにパスワードを設定)、当該教員が関係する本学非常勤講師採用調書(略歴書:1名分)、当該教員が所属する学会の一部の委員会名簿(氏名、所属の住所、電話番号、メールアドレス:47名分)。

学生などの個人情報を記録したノートPC、出張先のベトナムで盗難被害に(広島大学)

《吉澤亨史@ScanNetSecurity》

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