福岡県が2校の中高一貫教育校を平成27年度から募集

 福岡県は県立宗像高校と県立嘉穂高校の2校を中高一貫教育校として平成27(2015)年度の入学生から県立中学校の募集を開始する。これで福岡県4地区すべてに中高一貫教育校が設置されることになる。学校名は平成26年度に決定する。

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 福岡県は県立宗像高校と県立嘉穂高校の2校を中高一貫教育校として平成27(2015)年度の入学生から県立中学校の募集を開始する。これで福岡県4地区すべてに中高一貫教育校が設置されることになる。学校名は平成26年度に決定する。

 同県では、北九州地区に育徳館高等学校・育徳館中学校、門司学園高等学校・門司学園中学校、筑後地区に輝翔館中等教育学校の3校が中高一貫教育校として設置されている。平成24年の整備方針を受け、福岡県内の未設置地区である福岡地区および筑豊地区における整備を進めるため、「中高一貫教育研究指定校」として、宗像高校、嘉穂高校の2校を指定した。

 整備対象の宗像高校は県立中学と県立高校の併設型で、現在の高校の校地に中学校が設置される。入学定員は80人で、入学者決定方法については5月下旬ころに公表予定。また、宗像高校の入学定員は、同校のある第4学区の中学校卒業見込み者数などをふまえて前年度に決定する。学科構成は現行通り普通科とし、県立中学校卒業後は普通科に進学する。

 嘉穂高校も併設型の中高一貫教育校で、同校の校地に設置する。入学定員は80人で、入学者決定方法は5月下旬ころに公表予定。嘉穂高校の入学定員については、同校のある第12学区の中学校卒業見込み者数などをふまえて前年度に決定する。学科構成は現行通り、普通科、普通科武道・日本文化コースおよび理数科とし、県立中学校卒業後は、普通科(武道・日本文化コースをのぞく)に進学する。
《田中志実》

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