【中学合格からの学習】学校生活の充実と難関大突破を両立…Z会の中高一貫コース

 中学生向けに「高校受験コース」と「中高一貫コース」の2コースを提供する、Z会 通信指導部 会員支援課課長の稲葉治氏に、「中学合格からの学習」について聞いた。

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Z会 遠隔指導部 会員支援課課長の稲葉治氏
  • Z会 遠隔指導部 会員支援課課長の稲葉治氏
  • 添削の一例
  • 添削の一例(拡大)
  • Z Study 添削問題編と添削解答用紙編
  • Z Study 解答解説編
  • Z Study 定期テスト対策&復習用の演習問題集とサポート(学習の要点)
--Z会は教材に定評がありますが、特徴を教えてください。

 中高一貫コースに限らず、Z会の教材には、丸暗記して条件反射的に解けるような問題ではなく、自分で「考えて、書かせる」質の高い問題を多く掲載しています。「考えて、書く」を繰り返すことで、大学受験だけでなく、大学に入ってからも、社会に出てからも活かせる「一生もの」の力が身につくのです。

--新中学生は、入学までに何をすればよいでしょうか。また、入学後はどんなことに気をつければよいでしょうか。

 中学生活は、小学校とはガラリと変わって、戸惑うことも多いものです。Z会は3月開講ですので、無理のない範囲で先取り学習をして、自分の学習のペースを作っておくとよいでしょう。最初は、レベルや分量を、なるべく負担にならないように設定するのがよいと思います。

 4月に学校が始まってからは、まずは学校の授業や学校生活に慣れることが第一です。中学生活は、一生に一度しかない貴重な時期です。勉強も大事ですが、友だち作りや部活動も十分に楽しんでほしいですね。

--ありがとうございました。

 実際にZ会の通信講座で、志望校合格を勝ち取った先輩たちは、どのように勉強してきたのだろうか。

 東京大学 理科三類に合格したSさんは、「中高一貫校だったので中だるみして遊んでしまうクラスメートも多かったのですが、兄の影響で、大学入試は中学入試が終わった瞬間から始まっていると意識していました。Z会は苦手な国語からスタート。高1からは数学も始めました。定期テストも部活もあって大変なので、勉強計画は、学校の定期テストを中心に立て、余裕のあるときにZ会をまとめて解くようにしていました。問題演習量を確保し添削指導を受け続けたことで、東大を受験するための十分な基礎がついたと思います。」

 京都大学 工学部に合格したKさんは、「塾に行く前の準備のつもりでZ会を始めたのですが、自分にはZ会が合っていたようで、結局塾に行ったのは高3だけでした。最初は続けられるか不安でしたが、添削の締切を目標にがんばりました。平日は学校の宿題や自分で買った問題集で勉強をし、土日に気合を入れてZ会を集中してやりました。添削問題の感想欄で質問すると、とても丁寧に解説を書いてくれ、受験期には『がんばって』と応援も。それが嬉しくて、感想欄にはいろいろなことを書いていました。」

 慶應義塾大学 経済学部に合格したTさんは、「学校が遠く、部活もあったので“勉強ぐせ”をつけるためには塾よりも通信教育がいいと思い、Z会を始めました。だんだんと勉強の習慣が身につきました。学校の宿題やその日の体調に合わせて、臨機応変に勉強時間を調整しました。学校よりZ会の方が進み方が速かったので、学校で習った後にもう一回Z会の教材を読み直して復習しました。同じ単元を反復するやり方のおかげで、テスト勉強をしなくても普通に9割くらいは取れるようになりました。」

 選択理由も取り組み方も各人各様だが、それぞれ目的をもって通信教材を活用し、志望校に合格した先輩たちは、これから中学校に進学するお子さんたちの目標になりそうだ。
《石井栄子》

石井栄子

子育てから、健康、食、教育、留学、政治まで幅広いジャンルで執筆・編集活動を行うフリーライター兼編集者。趣味は登山とヒップホップダンス、英語の勉強。「いつか英語がペラペラに!」を夢に、オンライン英会話で細々と勉強を続けている。最近編集を手掛けた本:『10歳からの図解でわかるSDGs「17の目標」と「自分にできること」』(平本督太郎著 メイツ出版)、『10代から知っておきたいメンタルケア しんどい時の自分の守り方』(増田史著 ナツメ社)『13歳からの著作権 正しく使う・作る・発信するための 「権利」とのつきあい方がわかる本』(久保田裕監修 メイツ出版)ほか多数

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