インターネット望遠鏡と天文学教育、慶應大学が2/22にシンポジウム開催

 慶應義塾大学の自然科学研究教育センターは2月22日、学生を対象とした「第4回インターネット望遠鏡プロジェクト・シンポジウム」を開催する。学校教育におけるインターネット望遠鏡の活用方法など、天文学教育の新しい可能性について議論が行われる。

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第4回 インターネット望遠鏡プロジェクト・シンポジウム(ポスター)
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 慶應義塾大学の自然科学研究教育センターは2月22日、学生を対象とした「第4回インターネット望遠鏡プロジェクト・シンポジウム」を開催する。学校教育におけるインターネット望遠鏡の活用方法など、天文学教育の新しい可能性について議論が行われる。

 インターネット望遠鏡とは、遠隔地に設置された望遠鏡をインターネット経由でコントロールし、観測を行うための装置。 望遠鏡を操作する人は実際に望遠鏡のある場所にいる必要はなく、インターネットに接続されたPCさえあれば、世界中のどこからでも観測できるのが特徴だ。

 インターネット望遠鏡プロジェクトは、「いつでも、どこでも、だれでも」天体観測可能な環境を整えることで、観測を重視した天文学教育の普及を目指しており、2004年9月には、慶應義塾ニューヨーク学院にインターネット望遠鏡を設置。2007年2月、西宮市立小松小学校にてインターネット望遠鏡を用いた授業も行われている。

 今回のシンポジウムでは、同プロジェクトのこれまでの成果を総括し、インターネット望遠鏡ネットワークが切り開く観測を重視した天文学教育の新しい可能性を探る。高校におけるインターネット望遠鏡を使った教育実践活動の報告や、学校教育における天体ライブ観察に関する講演など、インターネット望遠鏡と学校教育を結んだ内容となっている。

◆第4回 インターネット望遠鏡プロジェクト・シンポジウム
日時:2月22日(土)13:00~17:00
会場:慶應義塾大学 日吉キャンパス 来往舎2階 大会議室
対象:学生・塾外の人も参加可能
参加費:無料
《水野こずえ》

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